JR若松駅周辺(2017-02-04)・・・福岡県北九州市若松区
概要
2月4日(2017年)は、北九州市のJR若松駅周辺を廻ってきました。駅のある若松南海岸通りは、かつて日本一の石炭積出港として栄えた歴史を感じる通りでレトロな建物も立ち並んでいます。若戸大橋と合わせ観光としても楽しむことができます。
南海岸通りのレトロな雰囲気を若松南海岸(若松バンド)をぶらぶら | kitaQ.net で味わいください。
それぞれのお寺のページに当日伊藤氏が訪問したときの伊藤氏メモを掲載しています。 こちらもお見逃しなく。(作者)
参拝ルートの地図はこちら。
順路 参拝(登録済):20ケ寺、概算移動距離>8km
JR博多(08時02分始発特急)
JR折尾(08時37分着/08時48分始発)
JR若松(09時06分終点着)
若松駅操車場跡(北九州市若松区久岐の浜)
(*1)
若松市民会館・火野葦平資料館(本町))
(*2)
極楽寺(本町)
エスト本町商店街(本町)
(*3)
善念寺(本町)
吉祥寺(本町)
旧ごんぞう小屋(本町)
(*4)
石炭会館(本町)
(*5)
旧古河鉱業若松ビル(本町)
(*6)
上野ビル(本町)
(*7)
若松渡船発着場(本町)
(*8)
わかちく資料館(浜町)
(*9)
若戸大橋橋台壁画(浜町)
(*10)
若松恵比寿神社(浜町)
(*11)
若松六地蔵尊(浜町)
西念寺(浜町)
大正町商店街えびす市場(浜町)
(*12)
正円寺(中川町)
光徳寺(大井戸町)
林成寺(中川町)
立宣寺(大井戸町)
光明寺(老松)
常照寺(北湊町)
(*13)
如意輪寺(波打町)
福生寺(波打町)
建昌寺(深町)
教法寺(深町)
大師院(原町)
小石観音寺(中畑町)
東林寺(大谷町)
高岳寺(白山)
長覚寺(山手町)
安養寺(山手町)
火野葦平旧居河伯洞(白山)
(*14)
JR若松駅構内・東筑軒(白山)
(*15)
JR若松(15時34分始発)
JR折尾(15時53分終点着/15時57分発特急)
JR博多(16時28分終点着)
帰途
補足
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若松駅操車場跡 (北九州市若松区久岐の浜1番)
JR若松駅の東側に隣接した久岐の浜広場が若松駅操車場跡地(35万㎡の一部の跡地)である。 最盛期には、石炭の取扱量が年間1000万トンあり、長い間、日本一の貨物取扱操車場であった。 その頃の繁栄が想起される場所である。なお、昭和57年には若松駅での貨物取扱いは全て廃止された。広場には跡地の記念碑・説明板やSL展示もある。
周辺を含めた写真や説明等は、若松駅と久岐の浜広場 | kitaQ.netをご覧ください。 -
若松市民会館・火野葦平資料館 (本町3-13-1、093-771-8880)
JR若松駅から道を挟んで正面に位置する。館内には、昭和を代表する地元若松出身の文学者・火野葦平の資料館がある。入館無料であるが開館時間は10時からであり、残念ながら資料館に入館することができなかった。
ただし、道側からガラス越しに「五平太船(別名、川艜)」の復元模型(長さ15m)をいつでも見ることができる。五平太船は、石炭輸送が鉄道利用にかわる昭和初期まで、遠賀川などの水系と洞海湾の間を行き来して石炭運搬に活躍 した。最盛期の明治10年代には9000隻を数えたという。 -
エスト本町商店街 (本町3丁目)
若松の商店街をぶらぶら | kitaQ.net に本商店街の様子が写真で紹介されています。 -
旧ごんぞう小屋 (本町1丁目13番)
沖の本船で石炭荷役をしていた沖仲士、通称「ごんぞう」の詰所を模して平成6年に造られたレトロ調の休息所。元々は、明治37年(1904)~昭和40年(1965)の間、使われていたもの。小屋内には、「ごんぞう」についての説明がパネルなどを用いてコンパクトにまとめられている。
なお、すぐ西隣には、石段式の護岸で、石炭を船に積み込む荷役場として大正6年(1917)頃に若松市によって作られた海陸連絡施設である弁財天上陸場がある。
旧ごんぞう小屋の内部・外観・周囲の様子は若松南海岸通り ごんぞう小屋~若松駅~いちばん眺めのいい図書館~若築建設--北九州市若松区 2015.2.20で、どうぞ。 -
石炭会館 (本町1-13-15)
石炭積出港として栄えた若松の歴史を象徴する建物。若松石炭商同業組合の事務所として明治38年(1905)に建築された。木造2階建てで、外装はモルタル塗り。壁面には目地を多用し、石造風の表情が与えられている。現在もテナントビル(三日月の天然酵母クロワッサンなどを販売)として使用されている。(『若松ガイドマップ』より) -
旧古河鉱業若松ビル (本町1-11-18、093-752-3387)
レンガ造りの一際目立つこのビルは、大正8年(1919)に建築され、現在若松に残された近代建築の中では最も華やかな外観を持っている。夜はライトアップされており、若松南海岸通りのシンボル的存在である。現在はコミュニティホールとして使われ内部見学も可能。国登録有形文化財。(『若松ガイドマップ』などより) -
上野ビル (本町1-10-17、093-761-4321)
旧三菱合資会社若松支店として大正2年(1913)に建築され若松バンド(若松南海岸通り)の中心的存在であった。現在は上野海運(株)のビルである。レトロな建物であり、ドラマの撮影などにも使われている。国登録有形文化財。(『若松ガイドマップ』などより) -
若松渡船発場 (本町1-5-21)
若戸渡船の沿革 - 北九州市及びたった4分の船旅 若戸渡船 - 温泉逍遥をご覧ください。渡船料は、大人100円・小児50円・自転車50円。 -
わかちく資料館 (浜町1-4-7、093-752-1707)
洞海湾の開発事業を中心とした若松の歴史と、人々の暮らしとの関わりをテーマとした資料館。館内には地域の方々から寄せられた貴重な資料や影像、模型などを多数展示している。
当資料館は、明治23年(1890)に若松で生まれた若築建設(株)が、洞海湾の成り立ち、明治から平成にかけての若松の歴史を後世に伝えたいという願いを込めて平成9年に開館したものである。入館無料。(『同資料館パンフ』などより) -
若戸大橋橋台壁画 (浜町1丁目3番)
洞海湾をまたぐ若戸大橋は、3年6か月の工期をかけて昭和37年(1962)に完成した。当時、東洋一のつり橋として名をはせた。吉祥寺の北側にある橋台壁面には、若松区ゆかりの版画家故片山正信の木版画がモザイクタイルを用いて再現されている。 -
若松恵比寿神社 (浜町1-2-37、093-771-1156)
熊襲平定に向かった神功皇后が洞海で光る石を海底から引き上げ、ご神体として航海の安全を祈願したのが鎮座の由来。漁の神、海運の神、後には商売繁盛の神を祀り、毎年4月、12月の恵比寿祭り(大祭)は「おえべっさん」として親しまれ、多くの参拝客が訪れる。(『若松ガイドマップ』より) -
大正町商店街えびす市場 (浜町2丁目5番)
タイル舗装ではなく、アスファルト舗装の通路の両側に木造の建物が並ぶさまは、レトロな“昭和の商店街”の雰囲気が満載。 近海の魚を扱う鮮魚店、明太子や干物などが並ぶ海産物店、地元野菜を揃える青果店などがある。「昭和の日常風景へタイムスリップ」「北九州一のDEEPゾーン」などの雑誌記事タイトルも見受けられた。
市場の様子はこちらから。北九州市 若松区 大正町商店街、えびす市場。 : 風じゃ~ -
常照寺 日蓮正宗(〒808-0027福岡県北九州市若松区北湊町1-8、093-771-6077)
道路に面した鉄筋コンクリート造2階建ての建屋である。 -
火野葦平旧居河伯洞 (白山1-16-18、093-771-0124)
火野葦平は、若松の石炭仲士業の家に生まれ、中国戦線従軍中の昭和13年(1938)に『糞尿譚』で芥川賞を受賞。続けて送り出した『麦と兵隊』『土と兵隊』『花と兵隊』の兵隊3部作で一気に流行作家となったが、若松を離れることなく『花と龍』『ただいま零匹』『革命前後』など精力的な創作活動を続けた、昭和を代表する文学者である。資料館では、復元した書斎のほか、原稿書簡・日記・従軍手帳などの遺品が多数展示されている。(『若松ガイドマップ』より)
河伯洞は葦平の印税によって建てられたものであるが、高級材を使用したしっかりした造りであり、北九州市指定文化財にもなっている。館内ではポランティアの方から丁寧な説明をしていただける。なお、当館の管理人は葦平の三男の方が務められている。入館無料です。
【西日本シティ銀行HP/北九州に強くなろう/No.5火野葦平】を参照ください。 -
JR若松駅構内・東筑軒 (白山1丁目18番)
若松駅構内改札口のすぐ前にある立ち食いコーナー。さすが、「かしわ弁当」の東筑軒。かしわうどん(360円)も、かしわにぎり(100円)もすこぶる美味でした。(家族一同大ファンです。(笑)[作者より])