JR牛津駅~肥前山口駅~大町駅沿線(2018-11-10)・・・佐賀県小城市・杵島郡 

概要

  • 本堂 2012-08-01
    本堂 2012-08-01
    永福寺[臨済宗南禅寺派]小城市牛津町下砥川321

11月10日(2018年)に、JRの牛津駅~肥前山口駅~大町駅にかけての沿線を歩いてきました。地域としては、佐賀県の小城市、杵島郡江北町・大町町になります。

今回のコースは、長崎街道に沿った部分も多く、小田宿の佇まいをはじめ昔の情景が想起される所も多々ありました。

また、大町町の旧炭鉱区域は、当時の面影を残す場所が数多くあり、懐かしい昭和レトロ感が溢れていました。

訪問寺院の中では、永福寺本堂内の[巨大な三尊仏][石造の如意輪観音菩薩半跏坐像]が一番のお勧めです。

それぞれのお寺のページに当日伊藤氏が訪問したときの伊藤氏メモを掲載しています。 こちらもお見逃しなく。(作者)

地図はこちら

順路 参拝(登録済):21ケ寺、概算移動距離>16km

JR博多(07時29分始発特急) → JR佐賀(08時14分着/08時22分発) → JR牛津(08時31分着) (*1) → 牛津魚市場(小城市牛津町牛津) (*2) → 最勝寺(牛津町上砥川) tooltip → 常福寺(牛津町上砥川) tooltip → 平川与四右衛門生家(牛津町上砥川) (*3) → 西光寺(牛津町上砥川) tooltip → 内砥川八幡神社(牛津町上砥川) (*4) → 永福寺(牛津町下砥川) tooltip → 妙蓮寺((牛津町下砥川) tooltip → 江北町カンカン石観音堂(杵島郡江北町惣領分) tooltip → 宗光寺(江北町惣領分) tooltip → 東照寺(江北町山口) tooltip → 葉隠一番(江北町山口/12時40分~昼飯) (*5) → 梅東寺(江北町山口) tooltip → 馬頭観音堂(江北町上小田) tooltip → 関川家住宅(江北町上小田) (*6) → 一行寺(江北町上小田) tooltip → 正栄寺(江北町上小田) tooltip → 正善寺(大町町大町) tooltip → 長徳寺(大町町大町) tooltip → 土井家住宅(大町町大町) (*7) → 松本寺(大町町大町) tooltip → 正安寺(大町町大町) tooltip → 報恩寺(大町町大町) tooltip → 日国寺(大町町大町) tooltip → 大衆寺(大町町福母) tooltip → 杵島炭鉱変電所跡[大町煉瓦館](大町町福母) (*8) → 広場マーケット(大町町福母) (*9) → 親和館跡(大町町福母) (*10) → 神宮寺(大町町福母) tooltip → 本通り商店街(大町町福母) (*11) → 西福寺(大町町福母/16時50分) tooltip → JR大町(16時55分駅到着/17時32分発) → JR肥前山口(17時37分着終点/17時42分発特急) → JR博多(18寺35分着終点) → 帰途


補足

  1. JR牛津駅 (小城市牛津町柿樋瀬1128)

    駅舎は平成13年2001に改築された鉄筋コンクリート造りの平屋建で、外観は赤レンガ倉庫風です。また、[津の里ふれあい館]と名付けられた牛津町産業展示館が駅舎に連接しています。

  2. 牛津魚市場 (小城市牛津町牛津985、0952-66-0112)

    牛津東大橋の信号交差点から南に入った所に古い倉庫(オープンガレージ)のような建屋がある。この建屋が牛津魚市場である。大きな建屋ではない。

    戦前から近くには厚徳(こうとく)市場があり、戦時中は配給所としても活用されたようである。戦後、現在地に魚市場の機能を移し牛津魚市場と称するようになった。   

    現在は、有明海の通称クチゾコ(舌ヒラメ)や竹崎カニやエビ、また福岡産の魚介類などを取り扱っている。 建屋は戦前からあるもので、以前はタクシー会社の車庫として使われていたという。建屋の前には、牛津巡回バスの魚市場前バス停がある。 ノルスタジーを感じる一画である。

  3. 平川与四右衛門(ひらかわよしえもん)生家 (小城市牛津町上砥川)

    与四右衛門の生家は、現在はその子孫が住む現代的住居となっている。その住居の前に立つ案内板(小城市教育委員会)には、以下のように記載されている。

    与四右衛門が生まれた多久領砥川谷村は、江戸時代の初め頃から70数軒ほどの石工たちが住む石工の里であった。彼らは肥前砥川石工と呼ばれ、江戸時代中期を中心に肥前から肥後の一帯で多くの石仏の製作を行っていたことが分かっている。

    平川与四右衛門は、その砥川石工を代表する最も高名な石工の棟梁で、与四右衛門の名が刻まれた石仏が現在の佐賀・長崎・熊本県など北部九州一帯で40体確認されている。また、与四右衛門の名は、少なくとも3代にわたって世襲されていたようである。

    牛津町内には、谷地区公民館敷地内に置かれている宝永5年1708の千手観音像のほか、空山観音堂に2体、常福寺永福寺熊野権現にそれぞれ1体、計6体が今に伝えられている。

    与四右衛門の墓は、谷村の山あいに佇まいを見せる禅宗のお寺・常福寺の丹坂墓地にあったが、現在は常福寺境内の墓地に移設されている。

    なお、ご子孫の話によれば、江戸城普請に際し功績をあげたことで、褒美として平川の姓を賜ったとのことである。

  4. 内砥川八幡神社 (小城市牛津町上砥川内砥川695-1)

    参道入口部にある案内板(肥前鳥居 一・二・三の鳥居/牛津町教育委員会)には、以下のように記載されている。

    内砥川八幡神社には参道入口から社殿前にかけて3基の肥前鳥居が奉献されている。外側から一・二・三の鳥居と呼ぶ。 一・二の鳥居には銘文が刻まれており、一の鳥居が寛文2年1662に、二の鳥居が正保4年1647に建てられたものであることが分かる。三の鳥居は銘文が剥落しており、製作時期は不明である。二の鳥居には、[石匠 関屋孫右衛門][石工 武富源右衛門][施巧 平川甚左衛門]という砥川石工の棟梁の名前も刻まれている。

    鳥居や境内の様子は、ブログ[内砥川八幡神社(上宮) - 神社探訪・狛犬見聞録]で、ご覧になれます。

  5. 葉隠一番(はがくれいちばん) (杵島郡江北町山口1625-2、0952-86-2670)

    昼食で[江北ちゃんぽん/普通サイズ750円]をいただきました。知らずに入った初めての店ですが、九州でも有名なデカ盛りの店でした。

    元々、東京・高田馬場において[葉隠一番]の名で昭和48年1973に創業し、以来40年間営業。その間、メガ盛りの店として名を馳せ、ギャル曽根をはじめ多くのフードファイターが訪れ、TV登場も数々。

    5年前2013に出身地である地元・江北町に戻り現在の店舗を構える。 現在でもデカ盛の店として活躍。マーボー丼や特大ちゃんぽんは4kg超級で、1350円、1500円などの超お得価格である。時間制限なし、食べ残し罰金なしとの由。

    ジャンボサイズにチャレンジする場合は予約をしておいた方がよいとのこと。お米などの材料切れ防止のためらしい。もちろん、普通サイズのものを普通に食べられるのは言うまでもありません(デカ盛専門店に非ずです)。

    関心のある方は、食べログやその他のブログの[口コミ]欄や[写真]欄で、そのボリュームをお感じください。

  6. 関川家住宅 (杵島郡江北町上小田)

    以下は、「小田宿歴史探訪マップ」及び「関川家住宅の前にある案内板」による。    

    小田宿は、長崎街道の中でも交通の要所として栄え、シーボルトやケンペルをはじめとする様々な人が行きかい旅籠が立ち並ぶ町人文化の町であった。平安時代は、千軒屋敷の名を残し、松本山・乙宮山城を中心に横辺田では最大の集落であった。

    関川家住宅は、この長崎街道小田宿に位置し、明治中期に建築されたと推定される。農商銀行株式会社として活用されていた事務所兼住宅で、当時の景観を残すたいへん貴重な建造物である。また、敷地には、長崎街道を示す道しるべもある。この道しるべは、安政5年1858建立されたもので、元は中島たばこ店の店先にあったが、戦後に移設されたものである。

    現在の小田宿の様子は、「肥前小田宿」のどかな佐賀の風景が美しい旧長崎街道の宿場町 | 佐賀ポータルで、ご覧になれます。

  7. 土井家住宅 (杵島郡大町町大町1045)

    以下は、「大町今昔おさんぽマップ」による。    

    当初は造り酒屋で、明治の初めに土井家の所有となり農家として使用された。 平瓦と丸瓦を交互に葺いていく本瓦葺という手法が見られる興味深い建築物である。 町屋風と農家風の造りを合わせ持つ構造が重要であるとして、昭和49年1974に国の重要文化財に指定されている。

    土井家住宅の写真は、「土井家住宅」佐賀大町町に残る長崎街道沿いの町屋建築。国指定重要文化財です! | 佐賀ポータルで、ご覧ください。

  8. 杵島炭鉱変電所跡[大町煉瓦館] (杵島郡大町町福母2712-38)

    「大町今昔おさんぽマップ」に、以下のように紹介されている。  

    昭和2年1927より稼働した赤レンガ造りの変電所建物。炭鉱施設や炭住に電気を送っていた。現存する唯一の炭鉱時代の建物で、現在は[大町煉瓦館]として修復・保存が進められ、当時の思い出のふるさと拠点として、また各種イベントを行うコミュニティの場として活用されている。

    館内へは、自由に入れる。また、中では「大町今昔おさんぽマップ」「大町観光マップ」がいただける。

    「大町煉瓦館」炭鉱の変電所跡、佐賀大町町の炭鉱遺構 | 佐賀ポータルで、写真がご覧になれます。 これは凄い!まるでタイムスリップしたような佐賀大町町の炭鉱住宅とレトロな住宅街 | 佐賀ポータルもご参考で。

  9. 広場マーケット (杵島郡大町町福母2793-4)

    「大町今昔おさんぽマップ」に、以下のように紹介されている。  

    炭鉱時代の大町最大のショッピングエリア。魚・野菜などの食品店が並び、多くの利用客で賑わった。現在も同名で存在し、お年寄りの買い物の場・憩いの場として貴重な存在を果たしている。

    「広場マーケット」佐賀大町町に残る昭和の街並みに建つ素敵な市場 | 佐賀ポータルで、写真がご覧になれます。  

  10. 親和館跡 (杵島郡大町町福母)

    「大町観光マップ」に、以下のように紹介されている。 

    杵島炭鉱の福利厚生の一環として開館された映画館であった。テレビが普及していない時代、町内唯一最大の娯楽施設として多くの観客を動員した。後には、その建物はスーパーマーケット親和などとして利用された。

  11. 本通り商店街 (杵島郡大町町福母)

    「大町観光マップ」に、以下のように紹介されている。 

    炭鉱時代のメインストリート。衣料品店・金物屋・雑貨屋・食堂・パチンコ店などなど、ありとあらゆる店が軒を並べ、昼夜を問わず人の往来が絶えなかった。

    昔の面影の残る、現在の[本通り商店街]の様子は、「本通り商店街」昭和にタイムスリップ!炭鉱町の姿を残す佐賀大町の商店街 | 佐賀ポータルで、ご覧ください。