仏旗 岩戸山 大林寺(だいりんじ) [大林禅寺] 曹洞宗  DAIRINJI ZEN TEMPLE 湯田温泉

  • 本堂
    本堂 
  • 観音堂
    観音堂 
住所・電話
〒753-0061 山口県山口市朝倉町3-14 標高:46.7m MAP GMAP 083-922-7264 
検索
同地区同宗派寺院  4km以内

歴史

境内の案内板の内容を下に記す。

曹洞宗 岩戸山 大林寺の由来

当寺建立の由来は、荒廃していた吉敷郡・小俣村楞厳寺の堂宇を萩藩毛利家家臣である朝倉村の領主・12代宍道(しんじ)就晴1667-1732[1]が父・宍道式部就旨1617-1686の菩提寺「大林寺」として11代宍道就旨の法名「一真院殿大林宗槐居士」の中の大林を引用し、大林寺の本寺である萩の亨徳寺の三江祖元大和尚を招請して中興開山した。

宍道就旨が死亡したのは貞享3年168612月4日(70歳)で旧墓地は萩城内にあった洞春寺に葬られていたが、宝永元年1704にこの山口の大林寺に改葬し、開基とした。

尚、毛利元就に仕えたのは8代宍道隆慶?-1584で、18代宍道治平の明治4年の萩藩・廃藩まで「寄組」として職責を果たしていた。 当寺は周防三十三番札所の一つの三十弐番の札所で、境内には大内家時代、鴻嶺[2]の後の岩戸平にあった観音堂をその後大林寺の開山と共にこの地に降ろした観音堂があり、御本尊は十一面観音で県の有形文化財とされ、33年に一度のご開帳となっている。

昭和8年8月に本堂庫裡から出火で御本尊を除く全てを焼失し、その後本堂・位牌堂・庫裡を改築したが、急遽近隣の廃寺材で再興したため、老朽化が激しく、更に平成9年に庫裡を改築し、平成26年5月本堂・客殿等を改築し現在に至った。

西隣に鎮座する朝倉八幡宮境内の案内板によれば、この神社は貞観元年859に宇佐八幡宮から勧請されたものという。 幕末に山口に落ちのびてきた三条実美ら七卿は湯田(ゆた)に滞在中に尊皇攘夷祈願のために、たびたびここに参拝したという。その時の和歌が境内の石碑に刻まれている。

[謝辞]、横浜市在住のK.M様(ご実家が寺の近く)より、寺の創建者の姓の誤りを指摘していただいた。正:宍道(しんじ)(誤:完道)。 同氏からの情報によれば、寺の裏の山を登った所に宍道氏歴代の墓碑があるという。感謝感謝である。

ひとくちメモ

本堂は、改修されて間もなく木の香が漂う。それとは対照的に本堂左手の観音堂は歴史を感じさせるものとなっている。 境内からは、山口市内を一望できる。 参道口は西隣に鎮座する朝倉八幡宮の参道の脇にある。少しわかりづらいかもしれない。 参拝は朝倉八幡宮を目標に行けば間違えない。 八幡宮の境内から寺の境内へは徒歩1分程度である。

写真

  • 本堂の扁額
    本堂の扁額 
  • 全景
    全景 
  • 参道口
    参道口 
  • 境内から眺める山口市内
    境内から眺める山口市内 
  • 西隣に鎮座する朝倉八幡宮の社殿
    西隣に鎮座する朝倉八幡宮の社殿 
  • 境内の石仏
    境内の石仏 


関連寺院(※過去に関連していた寺院も含みます。必ずしも現在関連している寺院とは限りません。)