清月庵
[青海鯨墓・くじら墓]
浄土宗
☆☆☆
歴史
石製の案内板の内容を下に記す。
当浦では延宝元年(1673)ごろから網取法による捕鯨が栄え、明治末期まで長州捕鯨の中心となっていた。
向岸寺第5世讃誉上人はここに隠棲中、毎日のように生捕られる鯨に憐れみを抱き、胎児を貰い受けて埋葬し、鯨墓を建て、その冥福を祈ってきた。
本寺には位牌、過去帳も備えられ村人と共に鯨の回向をつとめ、念仏供養を続けてきた。 人情の奥床しさが偲ばれる。
この寺域は向岸寺所有である。
ひとくちメモ
参道口は通の港にあるくじら博物館のすぐ北側にある。 狭い参道を通り境内に入る。 境内には元禄5年(1692)銘の鯨墓、地蔵堂がある。
写真
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