海雲山般若院
向岸寺
浄土宗
★☆☆
- 住所・電話
- 〒759-4107 山口県長門市通936 標高:17m 地図 GMAP 0837-28-0064
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歴史
案内板の内容を下に記す。
向岸寺と鯨墓
この寺、浄土宗向岸寺は600余年前の応永8年(1401)開創になる禅宗の西福禅寺に発祥します。 山・院号は海雲山・般若院(般舟院ともいう)です。
浄土宗向岸寺としての開基は天文7年(1538)現在の兵庫県出身者である西蓮社忠誉上人です。
当地では延宝元年(1673)ごろから網取法で捕鯨が開始され、長州捕鯨の中心地として明治末まで続けられました。
当山第5世であった心蓮社讃誉上人は、大日比の西圓寺を浄土宗寺院として改宗・再興したのちふたたび当地に帰り、 元禄5年(1692)3名の願主の協力を得て清月庵に鯨墓を建立しました。 讃誉上人によって延宝7年(1679)にはじめられた鯨回向法要は、現在も当山で毎年1回厳修しています。
当山の近くには清月庵のほか、国指定文化財である早川家住宅もあります。
境内の別の案内板によれば、金子みすゞの父親はこの寺の檀家の出身で、彼女は子供の頃はしばしばここに遊びに来ていたという。 「かたばみ」「鯨法会」と題された彼女の詩が掲示されている。
ひとくちメモ
寺は小山の中腹にある。 参道口は通の港の漁師町の中にある。 そこから手すりが設置された長い石段を登ると山門があり境内に入る。 境内には多数の石仏・石祠、天満大自在天神、勢至丸像などが見られる。 境内からは通の港の景色を一望できる。
写真
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