仏旗 桜山 南原寺(なんばらじ) 真言宗御室派★★★  NANBARAJI TEMPLE 長門三十三観音霊場第17番札所 山口十八不動三十六童子霊場第7番札所 閻魔堂 しだれ桜 シャクナゲ 紅葉 スダジイフヨウ

  • 鳴る地蔵(約240年前に65世永賀僧正が建立。作者は頭をなでてみたが音はしませんでした。)
    鳴る地蔵(約240年前に65世永賀僧正が建立。作者は頭をなでてみたが音はしませんでした。) 
  • スダジイの巨木
    スダジイの巨木 
  • 本堂
    本堂 
住所・電話
〒759-2131 山口県美祢市伊佐町堀越南原 標高:412.1m MAP GMAP 0837-53-1594 ホームページ
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歴史

境内の案内板の内容を記す。

真言宗 南原寺の歴史

寺伝によると神功皇后の由来に基づき、難を払う寺として古くは難仏寺、難波羅寺と称していた。

33代推古天皇(西暦593)の時、聖徳太子が仏教を広める為、全国46ヶ寺を建立されたその内の1ヶ寺である。

その後、役の行者弘法大師もこの地に留錫され周囲仏閣は30有余と真言密教の聖地として寺運の隆盛は栄華を極めていたが、平安中期にはさびれていった。

正歴2年991花山法皇は諸国巡歴の途に掛錫され衰退していた寺運を再興され、寛弘5年10081月8日、御年41歳、当寺にて崩御されたと伝えられている。

以来、国家の祈祷所として歴朝の尊信篤く特に四条天皇1231-42は綸旨を下して近隣の里を多く寄進され、東厚保、大峰、伊佐、於福、秋芳にわたり広大な寺領と末寺を有した。

又、建武2年1335佐々木直綱の寄進により益々栄え、里には阿弥陀堂、東の坊、上の坊、中の坊、谷の坊、中谷坊、梅の坊などの諸堂が散在し、末寺を含め周囲仏閣は126を数えた。

又、長門の国の鎮護寺として又、大内家、毛利家代々の祈願寺として厚い庇護を受けた。

尚、山内の鎮守である日吉山王権現社は、山に7社、里に7社の社を持ち美祢郡中(美祢、秋芳、美東)の総鎮守として権威を持っていた。

以来1400年の間、時世の変遷につれ、又、幾多の災害により諸尊、宝物などを焼失するなど栄枯盛衰を経て今日に至っている。

山中には、坊の跡や経塚群、古墳群等、歴史的遺構も多数出土しており、往時の勢力を窺い知る事ができる。

ひとくちメモ

車での参道口は県道37号線沿いにある。そこから我が念仏3号にてひたすら山登り(道はきれいに舗装されている)。 10分ほどで境内に到着。広い駐車場がある。 そこから徒歩にてさらに参道を登る。 登り口には閻魔堂がある。 両サイドに多数の石仏が鎮座する坂道を登ると右手に広大なしだれ桜が植えられた区域がある。 さらに登ると、やっとこさ境内である(本堂域の標高413m)。 本堂脇にも枝ぶりの良いしだれ桜がみられる。 本堂の対面には「鳴る地蔵」が安置された地蔵堂がある。

地蔵堂に向って右手に「岩屋不動 600m」の道標。 「行こかやめよか」しばし思案。せっかく来たのでやはり行くことを決断。 最初は平坦な山道。 右手に歴代住職の墓地を見て先に進む。 途中より上り坂。両サイドは杉林である。ぬかるみ道に動物の蹄の跡。イノシシのものか? 丁度中間地点あたりからは下りである。 帰りの登りが気になりここでも引き返そうかと躊躇。 「お不動さんが待っている」と前進を決断。 下りの坂道は所々、ぬかるみ、苔などで足が滑る。 やっとこさ到着。 お不動さんは巨岩を背にして立っておられる。 お不動さんの背後の部分の岩には彩色がほどこされている。 お不動さんの背負っている岩に向って右手に6畳-7畳ほどの平たい「馬蹄岩」がある。 ここで神功皇后が乗った馬が滑った蹄の跡を示す矢印の表示があったが、岩は苔と落ち葉で覆われ確認出来なかった。

境内には多数の草木が良く手入れされて植えられている。 しだれ桜をはじめ、シャクナゲカエデフヨウツツジカラースダジイの古木などなど(上のホームページに写真が多数掲載されています。)。特にシャクナゲは境内・裏山の山中至る所に植えられており、季節になるとすごい景観になるのではなかろうか? 境内を管理されている方のお話によれば、花・紅葉の季節ともなれば、観光バスが多数の参拝者を乗せてやってくるとのこと。

下山途中にこの山(桜山)の山頂(標高455m)への道があったので登ってみた。 山頂はちょっとした公園となっており、テレビ塔・三階建ての展望台などがある。 360度の景観が楽しめる。

写真

  • 本堂(向って右手にしだれ桜)
    本堂(向って右手にしだれ桜) 
  • 本堂の扁額
    本堂の扁額 
  • 伝花山法皇御陵の立て札
    伝花山法皇御陵の立て札 
  • 伝花山法皇御陵の有るはずの山内。御陵は未確認
    伝花山法皇御陵の有るはずの山内。御陵は未確認 
  • 霊水
    霊水 
  • 境内風景(白い枝はしだれ桜)
    境内風景(白い枝はしだれ桜) 
  • 山王権現社の鳥居
    山王権現社の鳥居 
  • 境内風景
    境内風景 
  • しだれ桜
    しだれ桜 
  • 境内のカエデ
    境内のカエデ 
  • 駐車場
    駐車場 
  • 石段(「仁王門跡の立て札」)
    石段(「仁王門跡の立て札」) 
  • 境内のカエデ
    境内のカエデ 
  • 境内のカエデ
    境内のカエデ 
  • 参道口(左右方向は県道37号線)
    参道口(左右方向は県道37号線) 
  • 桜山(写真中央)
    桜山(写真中央) 
  • 喚鐘
    喚鐘 

閻魔堂

  • 閻魔堂
    閻魔堂 
  • 閻魔堂内
    閻魔堂内 

岩屋不動

  • 岩屋不動
    岩屋不動 
  • 岩屋不動(拡大)
    岩屋不動(拡大) 
  • 岩屋不動前の池と橋
    岩屋不動前の池と橋 
  • 不動堂跡の立て札
    不動堂跡の立て札 
  • 馬蹄岩
    馬蹄岩 
  • 馬蹄岩の道標(赤い矢印の先に神功皇后の馬がすべった「ひずめ」の跡がある旨の記述があるが確認できなかった)
    馬蹄岩の道標(赤い矢印の先に神功皇后の馬がすべった「ひずめ」の跡がある旨の記述があるが確認できなかった) 
  • 岩屋不動に向かう山道
    岩屋不動に向かう山道 

歴代住職の墓地

  • 歴代住職の墓地(石に天保9の銘)
    歴代住職の墓地(石に天保9の銘) 
  • 歴代住職の墓地
    歴代住職の墓地 

境内の石仏群

  • 地蔵像群
    地蔵像群 
  • 馬頭観音像
    馬頭観音像 
  • 聖観音像
    聖観音像 
  • カエル観音像
    カエル観音像 
  • 石仏
    石仏 
  • ぼけ封じ観音像
    ぼけ封じ観音像 
  • 十一面観音像
    十一面観音像 
  • 弘法大師像
    弘法大師像 
  • 子安観音像
    子安観音像 
  • 如意輪観音像
    如意輪観音像 
  • 役の小角の石祠(拡大・中央が役の小角)
    役の小角の石祠(拡大・中央が役の小角) 
  • 役の小角の石祠(全景)
    役の小角の石祠(全景) 
  • 青面金剛
    青面金剛 
  • 境内の石仏群
    境内の石仏群 
  • 大日如来像
    大日如来像 
  • 薬師如来像
    薬師如来像 

桜山山頂

  • 桜山山頂のアンテナ群
    桜山山頂のアンテナ群 
  • 展望台からの風景(桜山山頂)
    展望台からの風景(桜山山頂) 
  • 展望台からの風景(桜山山頂)
    展望台からの風景(桜山山頂) 
  • 展望台(桜山山頂)
    展望台(桜山山頂)