諸宗山無縁寺
回向院
[両国回向院・本所回向院]
浄土宗
★☆☆
伊藤氏参拝済
ねずみ小僧の墓所
江戸三十三観音霊場第4番
- 住所・電話
- 〒130-0026 東京都墨田区両国2丁目8-10 標高:5.7m MAP GMAP 03-3634-7776 ホームページ
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歴史
明暦3年(1657)、将軍家綱が、「振袖火事」で亡くなった無縁仏を埋葬する為、現在の地に土地を与え「万人塚」を建立、遵誉上人に命じて大法要を行った。この時、念仏を行じる御堂を建立したことがはじまりである。 「有縁・無縁に関わらず、人・動物に関わらず、生あるすべてのものへの仏の慈悲を説くもの」が当院の理念であるという。(ホームページより)。
『観光都市 江戸の誕生(新潮新書)』によれば、江戸中期には善光寺をはじめ、地方のお寺の「出開帳」の宿寺となり賑わったようである。
江戸後期には勧進相撲の定場所に定められる。 出開帳と併せて、江戸庶民の信仰・娯楽の場所として栄えた。
ひとくちメモ
山門のデザインは独特である。 山門をくぐり少し進むと、左手に力石、その先に万霊供養塚がある。 塚の上には聖観世音菩薩立像が立っている(ホームページでそう言われている)。 この観音様は普段作者が見るものと違い天女のようなお姿である。スリムでチャーミング!! さらに進むと、正面が本堂である。 本堂は鉄筋コンクリート製である。したがって屋根は平たいが、その上に金属製の覆い屋が設置されており、 正面から見ると日本風の瓦葺き屋根に見える。これも独特である。
本堂に向かって左手には多数の石塔・墓碑群がみられる。 ほとんどのものは普段作者が見るものより一回り大きい。圧巻である。 石塔群の一番奥にはねずみ小僧の墓所がある。
寺の裏手の少し東側には吉良邸跡がある。赤穂義士が打ち入った所である。
写真
山門 門前の風景 力石 聖観世音菩薩立像(拡大) 動物慰霊塔(と思われる) 多数の石塔・墓碑群 - 本堂に向かって左手 多数の石塔・墓碑群 - 本堂に向かって左手 ねずみ小僧墓所入口 ねずみ小僧墓所 猫塚 境内のネコちゃん 多数の石塔・墓碑群 - 本堂に向かって左手 本堂の屋根(金属製の覆い屋が乗っており前面から見ると日本風の瓦屋根に見える)
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