龍吟山瑞林院
品川千躰荒神王
[海雲寺]
曹洞宗
★
SHINAGAWA-SENTA-KOUJIN-OU ZEN TEMPLE
東海道
江戸三十三観音霊場番外
- 住所・電話
- 〒140-0004 東京都品川区南品川3丁目5-21 標高:7.8m MAP GMAP 03-3471-0418 ホームページ
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歴史
建長3年1251不山による開基。 はじめは庵瑞林といい、海晏寺境内にあって臨済宗であった。
慶長元年1596海晏寺5世分外祖耕大和尚を開山とし曹洞宗に改められ、寛文元年1661海雲寺に改称。 本尊十一面観世音菩薩(ご尊像は建長3年創立当時、仏師春日の作といわれている)。 鎮守として千躰三宝大荒神王を祀る。
島原の乱1637-1638に鍋島直澄(肥前蓮池藩の初代藩主)が出陣の折、肥後国天草郡荒神ヶ原の千躰荒神像に必勝祈願をしたところ、千余の神兵に助太刀され大きな武勲を得た。 以後鍋島家ではこの尊像を東都高輪二本榎木の屋敷に遷座させていた。 明和7年17703月因縁あってに当寺に勧請されたもの。 竈の神様、台所の守護神として多くの人々から信仰されてきたという。(Wikipedia・ホームページより)
寺内に十一面観音像(建長3年1251の創建当時からあり、春日仏師作とされる)・千躰荒神像・千躰荒神堂奉納扁額(文久元年1861)など所蔵。
ひとくちメモ
千躰荒神堂内は線香のススで黒光りしている。ものすごくご利益がありそうである。 十一面観音像(建長3年1251)・千躰荒神像は祭壇奥に安置されているようで、直接拝む事はできなかった。 残念。 境内には烏枢沙摩明王堂もあり、御堂内に烏枢沙摩明王の尊像が安置されている。 普段は文字で「烏枢沙摩明王」と書かれた御札はたまに見るが、仏像の形で安置されているのはなかなか珍しい。一般には火神・厠の神として信仰される。
写真
千躰荒神堂の扁額 千躰荒神堂内の荘厳 境内風景 - 千躰荒神堂を背にして撮影 えんの行者 筆塚裏手の塀(橘流寄席文字で落語家と思しき名が多数刻まれている) 筆塚(「橘流寄席文字」・橘右近銘) 石塔「大日本帝國議會原始紀..」(これは何なのかは不明) 庫裏前のシダレザクラ 力石 力石(拡大) 石仏(尊名不詳、台座に多数の寄進者の名) 平蔵地蔵とその案内板 鐘楼 梵鐘 鐘楼の彫刻 鐘楼の彫刻 烏枢沙摩明王堂 烏枢沙摩明王(火神・厠の神として信仰される) 山門 - 境内より撮影 参道口(左右方向の道は東海道) 門前の東海道 - 右手が品川千躰荒神王