補陀落山
海晏寺
[海晏禅寺]
曹洞宗
☆☆☆
東海道
歴史
建長3年(1251)蘭渓道隆による開山。開基は鎌倉幕府5代執権北条時頼。 本尊:聖観音菩薩。 本尊の観音像は、品川沖でかかった鮫の腹から出た物と伝えられ、一帯の「鮫洲」という地名の由来ともなっている。 かつては臨済宗建長寺派であった。
多くの末寺を有したが衰退。 文禄2年(1593)徳川家康が天叟慶存を招いて再興し、現在の曹洞宗の寺院となる。 江戸時代「御殿山の桜」とならび紅葉の名所として知られていたという。(Wikipediaより)
昔の参道口と思われる東海道の脇には2基の石碑がみられる。 いずれも台座に「海晏寺」の寺号が刻まれている。 石塔に刻まれている「最明寺」は北条時頼の戒名。
- 「鮫洲正観世音菩薩道場」・「建長3年(1251) 最明寺時頼公安置」(天保2年(1831)再建銘)
- 「太政大臣岩倉卿御墓参拝道」(明治19年銘)
ひとくちメモ
境内は禅宗のお寺らしく、きっちり整備された印象である。 境内には六角形のお堂・鐘楼・多数の歴史を感じさせる石塔群などがみられる。
写真
本堂の扁額 鐘楼 境内風景 - 本堂を背にして撮影 庫裏前のシダレザクラ 六角形のお堂 六角形のお堂の扁額 鐘楼と六角形のお堂 梵鐘 石塔群 - 山門を入ってすぐ左手 石塔群 - 山門を入ってすぐ左手 閻魔大王(と思われる) - 山門を入ってすぐ左手 門前の風景(左右方向は第一京浜。矢印の元の部分が昔の参道口) - 山門を背にして撮影 昔の参道口脇に立つ2基の石塔(左手「岩倉・・」右「鮫洲・・」) 昔の参道口 昔の参道口前の東海道 - 右手が参道口