三縁山広度院
増上寺
[浄土宗大本山]
浄土宗
★☆☆
伊藤氏参拝済
- 住所・電話
- 〒105-0011 東京都港区芝公園4丁目7-35 標高:11.8m 地図 GMAP 03-3432-1431 ホームページ
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歴史
9世紀、空海の弟子・宗叡が武蔵国貝塚(今の千代田区麹町・紀尾井町あたり)に建立した光明寺が増上寺の前身だという。 明徳4年(1393)、浄土宗第8祖酉誉聖聡の時、真言宗から浄土宗に改宗し、寺号も増上寺と改めた。この聖聡が実質上の開基である。
慶長3年(1598)、江戸城の拡張にともない家康により現在地に移された。 7世紀中頃は、広大な寺有地に120以上の堂宇、100軒を超える学寮が甍ぶきの屋根を並べる、とても大きな寺であったという。
ひとくちメモ
広大な境内である。 慶安年間(1648-1652)に建立された黒門は歴史を感じさせるものとなっている。 本堂は大殿の2階にあり、大殿1階は自由に出入りできる。阿弥陀如来像も拝む事ができる。
門前より都道409号線を100mほど南下すると、「旧台徳院霊廟惣門」がある。当寺とは無関係のようであるが、 本ページの最下部に記事を記す。
イベント情報(今日から1年間)
○主催者などに事前に確認の上、参加下さい○
日時 | 内容 | 備考 | 状態 |
---|---|---|---|
2023-12-31(日)〜2024-01-01(月) | 除夜の鐘 | 24:00~ | 確定 |
写真
大殿(拡大) 大殿の扁額 三解脱門(三門) 三解脱門の扁額 鐘楼 大殿一階の祭壇 阿弥陀如来 - 大殿一階の祭壇上 光摂殿 光摂殿 光摂殿の扁額 経蔵 黒門 黒門(拡大) 東京タワー 旧台徳院霊廟惣門
旧台徳院霊廟惣門(仁王門)
風格をのある仁王門である。案内板の内容を下に記す。
(港区指定有形文化財 彫刻)木造仁王像2躯
重要文化財「旧台徳院霊廟惣門」の左右に安置している寄木造り、砥粉地彩色の仁王像で、方形の台座に乗った岩坐の上に立っています。
平成16年から17年に行われた修理の際に、胎内から修理銘札が発見され、 元は埼玉県北足立郡戸塚村(現在の川口市西立野)の西福寺(真言宗)仁王門に安置されていたもので、 寛政元年(1789)、弘化3年(1847)の二度にわたり修理が行われていることがわかりました。 さらに安政2年(1855)の暴風で破損したまま同寺の観音堂の片隅に置かれていたものを、 昭和23年(1948)、同寺三重塔の修理と同時期に3度目の修理が行われた後で、東京浅草寺に移されたことも記載されています。 その後の経緯は詳らかではありませんが、昭和33年ごろまではこの惣門に安置されたと考えられます。
本像は18世紀前半までには江戸の仏師によって制作されたと推測され、江戸時代の仁王像として破綻のない作行きを示す貴重な作品です。
像高
阿形:243.5cm 吽形:247.0cm平成18年10月24日 港区教育委員会