泰叡山
目黒不動尊
[瀧泉寺]
天台宗
★★☆
仁王門
山手七福神(恵比寿)
東京三十三観音霊場第3番
江戸三十三観音霊場第33番
関東三十六不動霊場第18番
- 住所・電話
- 〒153-0064 東京都目黒区下目黒3丁目20-26 標高:24m 地図 GMAP 03-3712-7549 ホームページ
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歴史
大同3年(808)慈覚大師(円仁)の開創。 15歳の円仁が、師の広智阿闍梨に伴われて、故郷の下野国(今の栃木県)から比叡山の伝教大師・最澄のもとへ向かう途中、目黒の地に立ち寄る。 その夜の夢中、面色青黒く、右手に降魔の剣を提げ、左手に縛の縄を持ち、とても恐ろしい形相をした神人が枕の上に立ち現れて「我、この地に迹を垂れ、魔を伏し、国を鎮めんと思うなり。来って我を渇仰せん者には、諸々の願ひを成就させん」と告げ、夢覚めた後その尊容を黙想し自ら、像を彫刻して安置した。 その尊像は秘仏として12年に一度、酉年に開帳される。
その後、円仁は唐の長安にある青竜寺の不動明王を拝し、先の神人がこの明王であると分かり、帰朝して堂宇を建立。 棟札に『大聖不動明王心身安養咒願成就瀧泉長久』と認め、この「瀧泉」をもって寺号と成し、山号は清和の御代に「泰叡」の勅額を賜り、泰叡山と称したという。(ホームページより)
ひとくちメモ
参道口より道なりに約300m、だらだらとした上り坂を登る。 その先の十字路を右に曲がって100m。今度は下りである。仁王門の前に到着。 参道の途中には所々、門前町の風情が残っている。 仁王門をくぐれば、その先に本堂域に通じる石段がある。これは「男坂」。 向かって右手にはつづら折り状の登りが楽な石段もある。これは「女坂」。
12年に一度(酉年)に開帳される不動尊は大本堂の厨子の中。大本堂の裏手には巨大な大日如来像(動明王の本地仏)が鎮座している。座高281cm。巨大である。 境内に安置されている仏は多種多彩である。見どころ満点のお寺である(詳細な境内案内図がホームページに掲示されています)。
写真
大日如来 大本堂内 大本堂 境内風景 - 本堂を背にして撮影 大本堂入口の飾り 延命地蔵尊(手前の白い柱の上の左手が掌悪童子、右手が掌善童子) 虚空蔵菩薩 護摩不動尊 護摩不動尊(拡大) 八大童子の山 鐘楼 大本堂 - 向かって右手より撮影 巨大な祠(上部の四方に仏が鎮座) 巨大な祠(上部拡大) 手水舎 百度石 神変大菩薩堂 神変大菩薩(役行者。後ろに前鬼・後鬼を従えている) - 神変大菩薩堂内 地蔵堂 女坂 男坂 水かけ不動尊 水かけ不動尊(拡大) 青龍大権現堂 前不動堂(江戸期、将軍や大名の参拝があると、庶民は本堂へは近づけなかった。このため、庶民の便宜を図って建立したものといわれている。) カエル(「無事帰る」) 勢至堂 北向き六地蔵尊 大黒天 仁王門 仁王門 境内風景 - 仁王門を背にして撮影 仁王門 - 境内より撮影 仁王像 仁王像 仁王門の扁額 えびす神 えびす神参道口 門前の風景 - 仁王門を背にして撮影 参道口