萬歳山
妙義寺
[妙義禅寺]
曹洞宗
★★☆
桜
坐禅
観音堂
中国地蔵尊霊場第20番
- 住所・電話
- 〒698-0017 島根県益田市七尾町1-40 標高:11.7m 地図 GMAP 0856-22-3126
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歴史
寺内で配布されているパンフレットの内容を要約する。
文永年間(1264-1275)、臨済宗として創建(他説に弘安5年(1282))。 応永元年(1394)、益田氏13代秀兼が寺領370余石を寄進し曹洞宗に改め菩提寺とする。 弘治年間(1555-1558)、19代藤兼が長州大寧寺14世繁興存栄和尚を勧請開山とし、末寺22ヶ寺を加え隆興させた。 慶應2年(1866)の石州戦争[1]の時には、村田蔵六(大村益次郎)率いる長州軍が当寺を本陣・野戦病院とした。
寺内には益田家19代当主藤兼(1529-1597)の五輪塔、長州藩・乃木三蔵[2]他3墓がある。 裏山の萬歳山には観音三十三ヶ所の霊場がひらかれている。 本堂には平安期の作の十一面観音像・千体地蔵尊が安置されている。
ひとくちメモ
妙義寺は萬歳山の北側山裾に伽藍を構えている。 山門は黒瓦のどっしりとしたたたずまい。木鼻・貫の彫刻も歴史を感じさせるものとなっている。 本堂に向って左手に歴代和尚の墓地へ通じる道があり、イチョウの巨木が立っている。 本堂に向って右手の玄関には、巨大な開梆がかけられている。 境内全般、草木の緑にかこまれたしっとりとした雰囲気の寺院である。
裏山の山頂にある観音堂への登り口は、西隣りの益田高等学校の裏手にある。 そこは広大な墓地となっており、その先に観音霊場への坂道の入口がある。 参道脇には麓から順に番号付けされた13の観音様が鎮座されている。 麓から頂上までの標高差約95m。山道で人気が無いので単独行は避けたほうが良い。
門前の道を挟んで北側には石橋があり、その先には北方向に一直線に道が伸びている。 長い参道であるようであるが、どこが参道口かは未確認。 歴史を感じさせる石橋の周辺には、益田兼堯(益田城15代城主)像をはじめ、多数の石塔・石仏、お堂などがある。
写真
本堂内の扁額 本堂 山門 - 境内から撮影 山門 - 本堂を背にして撮影 鐘楼 本堂脇のイチョウの巨木 遊戯施設の天井にかけられた動物の骨 山門の木鼻の彫刻 山門の貫の彫刻 山門に掲げられた掲示板(「本堂内どうぞご自由にお参り下さい。」ありがたい。) 墓地入口(右手が本堂、左手が園児の遊戯施設) 歴代和尚の墓碑 山門脇の益田幼稚園(昭和5年設立!) 開梆 - 玄関前 雲板・木板 - 玄関前 喚鐘 梵鐘
参道の写真
観音堂(三十三所巡り)の写真
道標 三十三観音霊場入口脇のしだれ桜 登り口 三十三観音霊場への参道脇のお堂 1番 1番 2番下手の三界萬霊塔(巨大である) 2番 3番 4番 石段 5番 6番 参道 7番 8番 9番 参道 10番 11番 12番 13番 観音堂前の石段 観音堂 観音堂境内から眺める益田市街 観音堂 - 遠景
花ごよみ
月 | 見頃の花・木 |
---|---|
1 | 椿・千両・万両 |
2 | 梅 |
3 | 桜・もくれん・こぶし |
4 | ぼたん・つつじ・さつき・しゃが・利休梅・黒蝋梅・都忘れ・石楠花 |
5 | しゃくやく・大山蓮華・山法師・しょうぶ・からたねおがたま |
6 | あじさい・ 沙羅(夏つばき)・ 無憂樹 |
7 | 菩提樹・泰山木・桔梗・百日紅(さるすべり) |
8 | 百日紅 |
9 | 紫しきぶ・白しきぶ・萩 |
10 | ほととぎす・木星・もみじ・椿 |
11 | つわぶき・蝋梅・椿 |
12 | 椿 |
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