heritage 上品山(じょうぼんざん) 生蓮寺(しょうれんじ) 浄土宗 ☆☆☆ 伊藤氏参拝済 長崎街道塩田宿

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〒849-1411 佐賀県嬉野市塩田町馬場下甲671-1   標高:11.1m 地図 GMAP 0954-66-2429 
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歴史

伊藤氏メモ明徳2年(1391)の創建。 寺の記録によれば、享和2年(1802)、前田伸右衛門が一手寄進の大施主となって本堂を再建したと伝えられている。 また、本堂再建記念碑によれば、明治40年(1907)本堂再建落成とあり、門徒一同の志によって建立されている。

本尊阿弥陀如来の立像は、塩田津の度々の大火の難も逃れた見事な彫刻の御木像であり600年以上の昔から拝まれている。 また、佐賀蓮池藩祖鍋島直澄公[1]は神仏を厚く崇拝し、生蓮寺へ3升入りの大柄杓を寄進したと伝えられている。領内の人々は米3升麦3升の奉加を生蓮寺へ行っており、この奉加は昭和初期まで続けられていた。残念ながら、この大柄杓は現存していない[2]

本応寺側参道から石段を登れば享保9年(1724)に建立された薬師如来が祀られている。 また、境内には「天保三年(1832) 庚申青面金剛」「天保十四年(1843) 猿田彦大神」「天保十四年 猿田彦」「弘化三年(1843) 猿田彦大神」「嘉永七年(1854) 庚申尊」と幕末頃に建立された猿田彦大神が祀られており、塩田でも、庚申信仰があったことを物語っている。(「NPO潮高満川(しおた)HP」より)()

寺のすぐ東側は旧長崎街道である。

ひとくちメモ

本堂の二層目の2つの窓が印象的である。 「3升入りの大柄杓」は未確認。残念。

参道口の向い側には塩田津町並み交流集会所がある。

伊藤氏メモ寺前の案内板には、[寺内の薬師如来は安産にご利益があるといわれ、祈願者も多い。]との旨が記されている。本堂軒先に吊るされた喚鐘は黒色なのが珍しい。()

写真

  • 本堂の扁額
    本堂の扁額 
  • 石段(左右方向の道は長崎街道) - 境内より撮影
    石段(左右方向の道は長崎街道) - 境内より撮影 
  • 参道口(左右方向の道は長崎街道)
    参道口(左右方向の道は長崎街道) 
  • 門前の長崎街道(右手が生蓮寺)
    門前の長崎街道(右手が生蓮寺) 
  • 喚鐘
    喚鐘 

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脚注