専称山
西念寺
浄土宗
半鐘
子宝
大梵鐘
縁結び
伊藤氏参拝済
歴史
伊藤氏メモ約400年前の創建以来この地にあり現第19世。
鐘楼の前には[大梵鐘と半鐘の歴史]と題された記念碑があり、以下のような記載がある。
先代の大梵鐘は第7世の代の宝暦11年(1761)に建立され、爾来182年間にわたり大草野村の人々に諸行無常と今日一日の無事を告げ、また天災人災等の非常事態をも伝えて、村人より[西念寺のゴン]の愛称で親しまれていた。また、古老の口伝によれば[ゴンのひと撞き]は、縁結び・子宝・安産の大願成就の祈りとしても響き渡り、人々の多大なる信仰を集めたとの謂れがある。
しかし、第2次世界大戦下、金属不足に陥り国内の寺院は鉄類を供出するよう命じられ、先代大梵鐘は昭和17年(1942)に大勢の村人たちの涙の万歳のなかを荷馬車に揺られて搬出された。
爾来74年間は、延宝3年(1675)に寄進されていた半鐘がその代役を務めた。 平成27年(2015)第17世の長女の長男より19世晋山の慶賀などへの浄財寄進を受け[平成大梵鐘(ゴン2世)と鐘楼]が建立された。()
ひとくちメモ
伊藤氏メモ山裾にある清楚な感の寺院である。境内には、しだれ桜や白梅の樹が立っている。本堂裏手にある無量寿堂と名付けられた納骨堂は真新しく、堂内には木の香りが漂っている。 ()