heritage 無量光山 西法寺(さいほうじ) 浄土真宗本願寺派 伊藤氏参拝済

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〒841-0054 佐賀県鳥栖市蔵上町441   標高:28m 地図 GMAP 0942-82-3574 
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歴史

伊藤氏メモ『西法寺縁由(享保元年(1716)西法寺文書)』によると、大同年間(806-809)弘法大師によって開かれた真言宗の寺院で、正法寺と号していたと伝えられる。 享禄年中(1528-1531)にこの地域を治めていた「佐馬の頭筑紫公」(筑紫惟門?)が、本願寺9世実如上人の遺命を受け山科から来た善徳という僧の法力に感心し、真言宗の寺院であったところを寄進して、善徳が浄土真宗の寺院を開いたと伝えられている。

筑紫氏と縁のあったこの寺は、天正15年(1586)島津氏の北上の際に戦火を被ったが、民衆と直接結びつき檀徒を獲得することによって廃寺となる危機を乗り越えた。

現存する四脚門は、かつて田代宿内に所在した浄土真宗・筑紫御坊の山門を明治2年(1869)に移築したものである。総ケヤキ造、1間一戸の四脚門で、屋根は切妻造りの本瓦葺である。 大棟の両端に(しゃち)、屋根の四隅に唐獅子を配している。(「鳥栖市/HP」「とすの文化財解説シート(鳥栖市教育委員会)」より)             

            

当寺内には、開基の誠諦院善徳の碑がある。池を備えた庭園もあり、水の音や鳥の声が静かに響いている。 なお、本道からの入り口・蔵上信号の所には六地蔵の石塔が立っており、次のような説明がある。 「この六地蔵は市内の年号の明らかなものでは最も古く、天文22年(1553)と銘記されている。作った動機や由来は、彫られた文字が判読できず不明である。(鳥栖市重要有形民俗文化財)」()

ひとくちメモ

作者未参拝の為、未稿。

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