heritage 法性山(ほっしょうさん) 妙覚寺(みょうかくじ) 浄土真宗本願寺派 伊藤氏参拝済

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〒841-0061 佐賀県鳥栖市轟木町1327   標高:14.9m 地図 GMAP 0942-82-3412 
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歴史

伊藤氏メモ伝承では、菅原道真が大宰府へ左遷された際に従ってきた人々の一人に三角左近将監時遠という人物がおり、彼が晩年隠居した地が現在の鳥栖市元町であった。 時遠には子がなかったため道真に請い、道真の第五子である長寿麿を養子として迎えたと伝えられている。

長寿麿は、追慕の情に勝てず父道真の後を追って宗臣時遠とともに密かに下向し、藤原時平の厳しい監視の目を逃れ、瓜生野(現:鳥栖)の地に隠栖したもので、元服して良景と号したという。 後、姿を仏門に改め、父道真の菩提を弔った。

系図によれば、良景の後、6代の息女は東照寺開基・8代の息男は天台良忍の門弟や本伝寺住職に・10代の息男は天台の門に・12代の息男は奈良法相宗興福寺に・18代19代出家など仏門の跡が散見される。

20代禅心法師に至り、嘉吉3年(1443)あるいは、享徳元年(1452)に浄土真宗に改宗し、妙善寺(元町)開基となる。 また、23代元清(1568-1652)の長子順照(生没年不明)が妙覚寺の開基となった。以来、現住職も菅原姓であり、妙覚寺住職としては22世を数える。(「太宰府市文化遺産調査ボランティア/HP」『宝林山妙善寺』より)()

ひとくちメモ

伊藤氏メモ山門入って右側には飛梅の木があり、傍には「菅公手栽五子之梅」と刻字された碑がある。落ち着いた雰囲気が醸し出されたいいお寺である。()

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