観音堂
[河内大山祇神社]
仏教礼拝所
☆☆☆
杉
カヤ
モミジ
ケヤキ
イチョウ
イヌマキ
ヤマモミジ
河内大山祇神社
歴史
観音堂の縁起等は不詳。 観音堂が河内大山祇神社の鳥居の脇にあることから、当神社と何らかの関連があるのかも知れない。 神社境内にある案内板の内容を下に記す。
(佐賀県遺産 第2009-2号)古木の杜 河内大山衹神社
江戸時代後半の社殿を残す境内には、イチョウ・イヌマキ・モミジなど「佐賀の名木・古木」選定の9本を含む巨木が社殿を覆うように群生している。 周囲の農村と一帯となった景観は、四季折々変化し、特に秋には古木の杜が色鮮やかに染まる。
この地域一帯はかつて対馬藩田代領で、陣屋に隣接する福岡県那珂川市に通じる峠は「塩買い峠」とも呼ばれ、 玄界灘沿岸地域との交易ルートでもあった。 山の神、海の神でもある大山衹神社神社がここに鎮座することは、海とのかかわりが強い対馬本藩との深い繋がりを物語る。
境内の現人社には、祀石に藁苞で覆いがされており、この地域の民俗としての独特な佇まいを見せている。
当神社の表記について、上の案内板には「河内大山衹神社」と表記されている。 記事の2ヶ所にこの表記はあるのは誤植では無いと思われる。 GoogleMap他ネット検索すると「河内大山祇神社」と表記されている。 本サイトでは後者の表記を採用した。
ひとくちメモ
観音堂は、神社の鳥居脇にひっそりと立っている。間口半間程のコンクリート製のお堂である。 御堂内には、観音菩薩・弘法大師に坐像(石造)が安置されている。
鳥居をくぐり、石段を登れば、河内大山祇神社境内である。 歴史を感じさせる社殿の周りには、大木が多数見られる。 季節柄、カエデの紅葉がきれいであった。 案内板に境内の「佐賀の名木・古木」の境内配置図が掲示されている。 それによれば、樹種・推定樹齢(平成22年時点)は以下の通りである。
スギ(推定:180年)・イチョウ(推定:280年・280年。2本)・ヤマモミジ(推定:不明)・イヌマキ(推定:180年)・モミジ(推定:180年)・ ケヤキ(推定:270年・280年。2本)・カヤ(推定:230年)
当観音堂(神社)は萬歳禅寺参拝の折、たまたま通りかかり急遽の参拝となった。 萬歳禅寺は、ここより徒歩5分程度。 こちらもお見逃しなきよう。
写真
観音堂内(弘法大師と観音菩薩) 社殿 - 河内大山祇神社境内 鳥居(右手に観音堂が見える) ヤマモミジ - 河内大山祇神社境内 境内の巨木 - 河内大山祇神社境内 境内の巨木 - 河内大山祇神社境内 境内の巨木 - 河内大山祇神社境内 神社の杜 - 萬歳寺参道口付近より撮影 参道
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