高峯山
秀岩寺
[秀岩禅寺]
曹洞宗
★☆☆
六地蔵塔
宝篋印塔
唐津街道
- 住所・電話
- 〒843-0151 佐賀県武雄市若木町大字川古5955 標高:56m 地図 GMAP 0954-26-2028
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歴史
この寺は、戦国時代に橘渋江氏と後藤氏がこの地の覇権を争う中で戦死した馬渡俊明の菩提を弔うために、その妻が建てた庵が起源で、寺号は俊明の法名「秀岩」に因んでつけられた。
境内には馬渡一族の墓地があり、その内には、馬渡俊明とその妻の供養のための2基の宝篋印塔がある。 大きい方は、高さが1.7mで、塔身の4面に胎蔵界の4仏を種字で表し、「馬渡甲州・秀岩・天文癸巳(天文2年(1533))・十一月念六日」、基礎に「俊明」と刻銘。 小さい方は、高さが1.3mで、塔身の4面に卦が刻まれ、その1面に「賢剛妙貞逆修壽位」、基礎に「弘治4(1558)白八月吉日」と刻銘されている。(以上 Links① より)
門前は唐津街道で、長崎街道牛津宿より唐津に至る道である。
ひとくちメモ
寺は小高い丘の上にある。 山門は南側(唐津街道沿い)にある。ここより急な石段が境内まで上っている。普段は使用されていないようである。 東側に周ってもう一つの参道より境内に登る。だらだらの上り坂である。 坂を登り切ると朱色の鐘楼門があり、両袖部分には石仏が安置されている。 梁の部分には僧侶と亀・猿の彫刻があしらわれている。 この鐘楼門は遠くからもよく目立つ。
境内全般はきっちりと手入れが行き届いている。散策していて身の引き締まる思いの風情であった。 境内からの川古の町の眺めもなかなかのものである。 歴史の項で記した「2基の宝篋印塔」は未確認。 作者が参拝した日は本堂内に檀家さん達が集まって法事が執り行われているようであった。
写真
本堂 本堂脇の地蔵菩薩像 鐘楼門 鐘楼門 鐘楼門 鐘楼門に安置されている弘法大師・子安観音・大日如来 鐘楼門に安置されている馬頭観音・慈母子安観音・地蔵菩薩 鐘楼門にあしらわれた僧侶と亀の彫刻 鐘楼門にあしらわれた猿の彫刻 山門(石段は急で、チェーンが張られている) 山門前の唐津街道(右手が山門) 山門脇の六地蔵塔(拡大) 山門脇の六地蔵塔 石段 - 境内より撮影 東側の参道口 東側の参道脇の地蔵菩薩像 東側の参道脇の六地蔵塔 東側の参道脇の六地蔵塔(拡大) 境内から眺める川古の風景(左右方向の道は県道498号線) 喚鐘
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