高木山
正法寺
[正法護国禅寺・正法禅寺]
臨済宗東福寺派
☆☆☆
写経
坐禅
六地蔵塔
伊藤氏参拝済
- 住所・電話
- 〒849-0922 佐賀県佐賀市高木瀬東3丁目9-12 標高:9.1m 地図 GMAP 0952-31-0858 ホームページ
- 検索
- 同地区同宗派(15) ( 4km以内 ) 関連ページ(2) MAP 周辺のスポット(15) Links(3)
歴史
正安元年(1299)の創建。 高木氏一族、西郷三郎兵衛の室妙明尼の発願。 開山は深海和尚[1]。 高木氏累代の墳墓がある。 その後、寺勢は衰えたが、江戸期には鍋島家の保護を受けた。 寺には、後醍醐天皇の綸旨・懐良親王の令旨などの「正法寺文書」(県重文)が残っている。 高木氏の居城「高木城」あるいは「高木屋敷」は高木八幡宮の西北約150m付近の位置にあったという(その地点に石碑がある)。(Links③ より)
高木氏は当地の豪族で、一時龍造寺氏と覇権を争った名家で、近代においても優秀な人物を残した。 詳細はLinks① のページをご覧下さい。
伊藤氏メモ以下は『佐賀百寺巡拝』などによる。
高木氏は十二日足の家紋[2]を用いたが、開基妙明尼が高木氏の出であったことから、当寺の寺紋も十二日足である。 かつては、高城寺(佐賀市大和町久池井)とともに佐賀の臨済宗東福寺派寺院を二分するほどの勢力であったと伝わる。()
ひとくちメモ
伊藤氏メモ山門の左手に「後醍醐天皇綸旨正法寺 正安3年(1301)創立」と刻まれた石碑が立っている。()
山門をくぐって左手に10体超の石仏が出迎えてくれる。壮観である。 本堂・山門共、近年改装されたようで真新しい。
写真
高木八幡宮
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
社記によれば、久安年中(1145-1150)高木越前守藤原貞永という者が、高木の庄に下向した。 高木城を構えていたが、霊験により旭日の形を描いた幡を押したて、居城の守護神として奉祀したとある。 これが、高木八幡宮のおこりである。
この旭日の形を描いた旗じるしが、高木家の家紋の十二日脚である。 この十二日脚の家紋は後に龍造寺氏が踏襲し鍋島家の家中でこの紋を用いる者もあった。
浄蔭寺の墓地にはこの紋を用いた鍋島氏の幾多の墓標がある。 (以上 境内の案内板より)
社殿裏手の楠の大木(推定樹齢400年)はみごと。絶好の目印である。 境内には馬頭観音(?)・不動明王の石仏もみられる。
関連ページ(※歴史的に過去に関連していた神仏施設他も含めています。必ずしも現在関連しているとは限りません。)
周辺のスポット(4km以内)
周辺の寺院・仏教施設は当ページの上部の検索の項の「4km以内」のボタンをご利用下さい。