宗寿庵跡
[葉隠発祥の地]
仏教礼拝所
☆☆☆
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- 〒849-0906 佐賀県佐賀市金立町1557 標高:48.2m 地図 GMAP
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歴史
元禄13年(1700)山本常朝は、佐賀藩2代藩主鍋島光茂死去のため落髪出家してこの朝陽軒(のち宗寿庵)に隠棲した[1]。宝永7年(1710)、田代又兵衛陣基[2]が自已修養のため、ここを訪れ教えを請い、正徳3年(1713)常朝が大小隈(現大和町)に移ったが、享保元年(1716)までの間、常朝の口述を筆録したのが葉隠11巻である。
ひとくちメモ
参道口よりなだらかな、かなりの年代を感じさせる石段を登ると、建物が建っていたと思しきかなり広い平坦面の奥にポツンと「常朝先生垂訓碑」が立っている。周辺には建物の遺構などは確認できない。
碑文の脇に「大乗妙典一千部」への道標があり、50〜100m程の所に「大乗妙典一千部」がこれもポツンと建っている。
「常朝先生垂訓碑」・「大乗妙典一千部」は共に多くの木々で覆われているが、手入れが行き届いており、見通しは良い。 ちょっとした公園風である。 所々に動物よけの金属製の柵が設置されている。イノシシ対策だろう。
写真
大乗妙典一千部
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正徳(1712)、光茂の内室、霊樹院は亡夫追善のために法華経一千部を自読した「大乗妙典一千部」碑を建立した。
裏面の碑文はLinks① より引用した。
石碑は長年の風雪の為、かなり摩耗が進んでいる。
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