瑞雲山
龍徳院
[龍徳禅院]
臨済宗南禅寺派
☆☆☆
六地蔵塔
享保の大飢饉
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- 〒840-0211 佐賀県佐賀市大和町東山田4725 標高:12m 地図 GMAP
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歴史
伊藤氏メモ 以下は、『佐賀百寺巡拝』による。
この地は、藩政期は小城支藩領であったが、佐賀藩郷支配のため大庄屋が置かれた。 享保17年(1732)大凶作の餓死者供養塔が大庄屋・中原正純により当院境内に建立された。 このときの死者の数は男女2640余人といわれる。あまりもの大飢饉で、藩庫を開いての救援も及ばなかったという。約100年後の同郷内人口は3600人ほどと伝わるから、この地区の享保の飢餓死者数がいかに多かったかが分かる。戦前までは、この飢饉の死者の供養のため、地区で相撲大会も行われていたという。
現在は、寶圓寺(大和町東山田)が当院の住職を兼務している。()
『大和町史』(昭和50年(1975))によれば、慶長(1596-1615)の頃より続いている寺院。開山は建隆禅師という。
ひとくちメモ
境内には観音堂・水子子育供養地蔵堂がある。境内入口には六地蔵塔が1基みられる。
餓死者供養塔は本堂に向かって左手前にある。案内板が横に立っているのでわかりやすい。
写真
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