heritage 護命山 光専寺(こうせんじ) 浄土真宗本願寺派 ★☆☆ 恵心僧都 阿弥陀如来像

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〒840-2103 佐賀県佐賀市諸富町寺井津436   標高:7.3m 地図 GMAP 0952-47-2551 
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歴史

伊藤氏メモ以下は、『諸富町史』による。

創建は天文年中(1532-54)、開基は教明。教明の祖は、清和天皇・貞純親王にはじまり源の姓を名乗り、武田刑部小輔太郎信重をへて、甲斐刑部小輔信堯は細河讃岐守に属して肥後(御船城主)に住した。

その子・甲斐民部大輔神四郎は、大永年間(1520-1531)肥後より万行寺(福岡市博多区)に来て修学。その後肥前に住し、出家して教明と号し荒蕪不毛の地を開拓し一宇を建立した。のち鍋島直茂(佐賀藩祖)から3畝21歩を拝領して光専寺を開き、肥前佐賀の浄土真宗最初の道場とした。

教明は83歳の高齢で天正16年(1588)卒した。代々長寿者で知られている。

本尊の阿弥陀如来は鎌倉仏で源信僧都の作といわれ、すこぶる精巧を極め有名である。 その他、甲斐家系図寺井末代定置状年中雑記録御舎利名号入りあわび懸仏本尊再興記大友宗麟の援助依頼状等多数の古文書や旧国主松平丹後守寄贈の『金光明最勝王経(全10巻)』が現存している。()

ひとくちメモ

本堂の真正面にイチョウの巨木が立っている。2株が根本で合体している。この本堂とイチョウの配置はなかなかよそでは見られないものである。

参道口には看板・道標などは設置されておらず、少しわかりにくいかもしれない。 恵比寿像が鎮座している。寺井橋西信号が目印である。

写真

  • 山門
    山門 
  • 門柱
    門柱 
  • 鐘楼
    鐘楼 
  • 本堂前のイチョウ(2株が合体)
    本堂前のイチョウ(2株が合体) 
  • 源信僧都の作といわれる阿弥陀如来 - 案内板より引用
    源信僧都の作といわれる阿弥陀如来 - 案内板より引用 
  • 梵鐘
    梵鐘 
  • 喚鐘
    喚鐘 

参道口の恵比寿像

参道口の恵比寿像
参道口の恵比寿像 
参道口(赤丸の地点に恵比寿像)
参道口(赤丸の地点に恵比寿像) 

恵比寿像は参道口に鎮座している。

佐賀市内では良く見られる恵比寿像である。


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