heritage 大悲山 浄土寺(じょうどじ) 浄土宗 ★☆☆ ハス 壁画 聖観音像 大日如来像 伊藤氏参拝済

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〒840-0047 佐賀県佐賀市与賀町5-2   標高:6m 地図 GMAP 0952-24-9537  ホームページ FACEBOOK
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歴史

伊藤氏メモ創建は1200年前頃。昔は神宮寺と称し、宗旨は不明であったが、一気上人の代に浄土宗に改まった。本尊は阿弥陀如来、脇侍は観世音菩薩。 江戸時代まで與賀神社の社務の惣官に任じられて担当した。 開山とされる一気は神道の奥儀に詳しく開眼導師と呼ばれたと言う。この寺には日本初の洋画家・百武兼行の墓所や洋画家・山口亮一の墓がある。(「佐賀市赤松校区 Theあかまつ/HP」より)

現第43世。本堂の前には、大きな大日如来が鎮座している。 この坐像は元禄16年(1703)の作である。 また、6-8月、境内には90種類100鉢の蓮の花が咲く。 なお、現在地の旧称は与賀町浄土寺小路である。()

ひとくちメモ

山門は寺の東西に2つある。 住職のお話によれば、現在は西側の山門を通って境内に入る事が多いが、昔は東側の山門が本来の山門で、本堂も東を向いて建っていたという。 與賀神社の社務の為であったという。 東側の山門の先の参道口のすぐ先は與賀神社境内である。

西側の境内には、巨大な大日如来像地蔵堂・多数の蓮の鉢がみられる。 (あいにく冬枯れの時期で花は見られなかった。残念。花は6-8月が見頃。) 東側の境内には山門仁王像虚空蔵菩薩像石庭などがみられる。 南側には山口亮一画伯の墓碑観音菩薩像などがある。ここにも多数の蓮の鉢がある。

、初めて参拝。 本堂前の蓮の鉢の多さに驚きながら、本堂前で念仏。 寺を出ようとすると、住職が外出から戻って来られ挨拶をすると、「本堂に上がられました?」と言われる。 作者:「いえ、本堂の前からお参りさせて頂きました」。 住職:「本堂にも上がって下さい」 と、いうことで本堂を開けてくださり、阿弥陀如来の前で念仏。 ご本尊に向かって最右翼に安置されている1100年前(佐賀大学の鑑定・昭和48年現在)の作という、観音菩薩像も眼前で拝ませて頂く。 その後、南側の境内・東側の山門など案内して頂いた。 本堂内で、住職のご母堂と思しき方よりお茶もごちそうになり、帰りにはお菓子も頂戴した。 感謝感謝である。

に寺の南側の壁画が完成。一見の十分価値あり。

蓮の花の写真はこちら。壁画の写真はこちら

写真

  • 大日如来(胎蔵界大日如来。巨大である) - 本堂前
    大日如来(胎蔵界大日如来。巨大である) - 本堂前 
  • 本堂内の荘厳
    本堂内の荘厳 
  • ご本尊:阿弥陀如来(両脇に勢至菩薩・聖観音菩薩。いずれも坐像である。)
    ご本尊:阿弥陀如来(両脇に勢至菩薩・聖観音菩薩。いずれも坐像である。) 
  • ご本尊に向かって最右翼の観音像(上半身が簾で隠れている。1100年前の作という)
    ご本尊に向かって最右翼の観音像(上半身が簾で隠れている。1100年前の作という) 
  • 境内風景(大日如来の後ろ姿、その先には多数の蓮の鉢) - 本堂を背にして撮影
    境内風景(大日如来の後ろ姿、その先には多数の蓮の鉢) - 本堂を背にして撮影 
  • 西側山門脇の石碑
    西側山門脇の石碑 
  • 地蔵堂
    地蔵堂 
  • 西側山門内側の石橋
    西側山門内側の石橋 
  • 六地蔵
    六地蔵 
  • 東側の境内風景 - 本堂を背にして撮影(見事な石庭)
    東側の境内風景 - 本堂を背にして撮影(見事な石庭) 
  • 仁王像と東側山門
    仁王像と東側山門 
  • 虚空蔵菩薩像 - 東側山門脇
    虚空蔵菩薩像 - 東側山門脇 
  • 山口亮一画伯の墓所(墓碑には山口作の三尊像が描かれている(尊名は不詳)。右手の鉢は蓮の鉢) - 南側の境内
    山口亮一画伯の墓所(墓碑には山口作の三尊像が描かれている(尊名は不詳)。右手の鉢は蓮の鉢) - 南側の境内 
  • 蓮の鉢に囲まれた観音菩薩像 - 南側の境内
    蓮の鉢に囲まれた観音菩薩像 - 南側の境内 
  • 遠景(左右方向の道は県道54号線(通称「佐大通り」)) - 西側より撮影
    遠景(左右方向の道は県道54号線(通称「佐大通り」)) - 西側より撮影 
  • 本堂屋根の装飾(ボタンであろうか?)
    本堂屋根の装飾(ボタンであろうか?) 
  • 西側山門内側のモミジ
    西側山門内側のモミジ 
  • 石橋脇のモミジ
    石橋脇のモミジ 
  • 東側の山門付近のモミジ
    東側の山門付近のモミジ 
  • 喚鐘(少しピンぼけ。すみません)
    喚鐘(少しピンぼけ。すみません) 

壁画の写真

全長66m。全国的にもこの長さの壁画は珍しいものではなかろうか? 壁画は完成。作者は中国人画家の尹雨生(インウセイ)(56歳)(佐賀市)と川﨑光春氏(75歳)(白石町)。 壁画の中にフクロウ・達磨大師(?)が隠されている。じっくり鑑賞して見つけてください。

壁画は白い壁面に塗料で描かれている。当然、雨ざらし。年月が建てば薄れてゆくのだろう。 もったいない気がしてならない。←いたらんことかな?

  • 遠景
    遠景 
  • 製作者銘
    製作者銘 
  • 壁画拡大(フクロウ)
    壁画拡大(フクロウ) 
  • 壁画拡大(達磨大師?)
    壁画拡大(達磨大師?) 

蓮の写真

、蓮の花を見に再度参拝。 100種類超の蓮のため、満開のものもあり、盛を過ぎたものもあり、ツボミのものもある。 なんとなく、全て満開していることを期待していたが、考えてみれば種類が違えば盛の時期も異なるのは当たり前。 そのかわり、順番に長期間楽しめるメリットもある。 鉢の写真はメモ代わりに撮影したが、蓮の根本の写真も「あり」との判断で鉢の写真も併せて掲示します。

本堂内より和尚に声をかけて頂き、今回もお茶・団子をごちそうになった。感謝感謝。

  • 「貴婦人」の鉢
    「貴婦人」の鉢 
  • 「貴婦人」
    「貴婦人」 
  • 「薄化粧」の鉢
    「薄化粧」の鉢 
  • 「薄化粧」(ハチが入っています)
    「薄化粧」(ハチが入っています) 
  • 「黄玉杯」の鉢
    「黄玉杯」の鉢 
  • 「黄玉杯」
    「黄玉杯」 
  • 「粉玲瓏」の鉢
    「粉玲瓏」の鉢 
  • 「粉玲瓏」
    「粉玲瓏」 
  • 「日中友誼蓮」の鉢
    「日中友誼蓮」の鉢 
  • 「日中友誼蓮」
    「日中友誼蓮」 
  • 「巨椋白鳥」の鉢
    「巨椋白鳥」の鉢 
  • 「巨椋白鳥」
    「巨椋白鳥」 
  • 花名不詳(鉢の撮影を失念)
    花名不詳(鉢の撮影を失念) 

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