鹿祥山
威徳寺
[威徳禅寺]
臨済宗南禅寺派
★★☆
十六羅漢
伊藤氏参拝済
佐賀新四国八十八ヶ所霊場第25番
- 住所・電話
- 〒840-2213 佐賀県佐賀市川副町鹿江784 標高:4.1m 地図 GMAP 0952-45-1721
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歴史
伊藤氏メモ以下は、『佐賀百寺巡拝』による。
文明年中(1469-1486)の創建。[1]
天文20年(1551)、龍造寺隆信は土橋一族に追われ筑後に逃れ再起を待った。翌々年、一門とともに筑後から川副町犬井道・鹿江崎に上陸、土地の漁師・園田次郎兵衛らの水先案内でここ鹿江の当寺に陣を張り旗揚げ。一気に旧領・水ヶ江城(のち佐賀城)を攻め小城以東を掌中に治めた。このときの功で、次郎兵衛は有明海での立切網の使用を許され、歴代網本として栄えた。
寺宝に、龍造寺隆信画像、隆信が出陣時に用いた太鼓があり、史家の来訪も多い。()
ひとくちメモ
伊藤氏メモ創建以来この地にあり現第19世。
山門前に置かれた巨石がまず目に入る。巨石には、「この門を入れば 涼風おのづから」と金彩色で書されている。その右側には当寺の歴史を記した案内板が設置されている。本堂前には大きな黒松が立ち、その左手にある観音堂には等身大の石造観音菩薩像や大師像ほか20余の小石仏(十六羅漢も含む)が安置されている。
本堂の欄間は、金色の龍や人物が彫り込まれており素晴らしい。龍造寺隆信画像・隆信が出陣時に用いた太鼓は、本堂祭壇の左奥に見ることができる。 ()
本堂前の3本の黒松の大木は樹勢盛ん。遠くからもよく目立つ。 本堂前面の軒下の装飾も素晴らしい。
写真
本堂 本堂の山号額 山門(右手に巨石「この門を入れば 涼風おのづから」) 境内風景 - 本堂を背にして撮影 大師堂(手前)と観音堂 観音堂内 十六羅漢他 - 観音堂内 十六羅漢 - 観音堂内 弘法大師2体(右手に霊場札「佐賀新四国第25番札所」) 釈迦如来と六地蔵(めずらしい配列) 本堂前面軒下の装飾(精巧!) 本堂前面軒下の装飾(精巧!) 遠景 喚鐘
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