heritage 太陽山(たいようざん) 玉林寺(ぎょくりんじ) [玉林禅寺] 曹洞宗 ★☆☆ 六地蔵塔 無著妙融 伊藤氏参拝済 曹洞宗九州三ケ寺 佐賀新四国八十八ヶ所霊場第9番

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〒840-0202 佐賀県佐賀市大和町大字久池井3257   標高:45m 地図 GMAP 0952-62-2651 
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歴史

本堂脇の案内板の内容をそのまま記す。

太陽山 玉林寺(曹洞宗 本尊薬師如来)

後小松朝の永徳2年(1382)鑰尼信濃守季高の建立になり無着禅師の開山である。

後小松天皇より綸旨、 及び玉林禅寺の勅額を授けられ紫衣の道場として高僧への道の修行の場であったといわれ当時寺格高い寺であったことが想像できる。

しかし、室町時代の中頃戦火のため堂宇宝物ことごとく焼失した。

天文11年(1542)後奈良天皇は綸旨と勅賜玉林禅寺祈祷の二勅額を賜り、勅額はいまもなお仏殿に揚げられている。

鍋島藩になっても崇敬あつく敷地田畑を寄進し、国家安全一門繁栄の祈祷所として栄えた。

元文2年(1737)客殿、禅堂その他大半を焼失したが、まもなく客殿、禅堂は再建された。

南北朝の頃写経した大般若経600巻は寺宝とされている。

本堂前庭の観世音石仏は寛文3年(1663)二代藩主鍋島光茂公が、初代藩主勝茂公菩提のための寄進である。

昭和48年12月1日 大和町教育委員会

伊藤氏メモ当寺は、戦国時代までは、門派の禅寺が交代して住職を務める「輪住」で、そこまでで183世を数える。その後、一人の僧侶が長く住職を務める「独住」となり現第37世である。山門前、右手には石造りの多聞天が立つ。左側は、持国天のようである。本堂は老朽化が進み、平成23年(2011)に大改修が行われた。()

ひとくちメモ

玉林寺は川上温泉近くの丘の中腹に伽藍を構えている。

境内には、普段見慣れない石像が安置されていて見応えがある。 墓地入口の六地蔵塔がみられる。

嘉瀬川もすぐそばにあり、川の向かいには実相院が伽藍を構えている。

写真

  • 本堂の扁額
    本堂の扁額 
  • 本堂
    本堂 
  • 山門脇の阿吽の多聞天(元禄16年の銘があるという)
    山門脇の阿吽の多聞天(元禄16年の銘があるという) 
  • 山門脇の阿吽の多聞天(元禄16年の銘があるという)
    山門脇の阿吽の多聞天(元禄16年の銘があるという) 
  • 本堂前の石仏(如意輪観音)
    本堂前の石仏(如意輪観音) 
  • 本堂前の石仏(如意輪観音)
    本堂前の石仏(如意輪観音) 
  • 本堂前の石仏群
    本堂前の石仏群 
  • 墓地入口の六地蔵塔
    墓地入口の六地蔵塔 
  • 墓地入口の六地蔵塔
    墓地入口の六地蔵塔 
  • 参道
    参道 
  • 参道入口の観音堂(如意輪観音像安置)
    参道入口の観音堂(如意輪観音像安置) 

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