heritage 光明山(こうみょうざん) 圓照寺(えんしょうじ) [圓照禅寺・円照寺] 臨済宗南禅寺派 ☆☆☆ 六地蔵塔 伊藤氏参拝済 天満宮(今古賀天神社) 佐賀新四国八十八ヶ所霊場第29番

住所・電話
〒840-2213 佐賀県佐賀市川副町鹿江523   標高:5.4m 地図 GMAP 0952-45-2171 
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歴史

伊藤氏メモ以下は、『川副町誌』及び『佐賀百寺巡拝』による。

享禄3年(1530)、鹿江郷の豪族・鹿江遠江守兼明(龍造寺隆信の遠縁)が館の近くに、菩提寺として当寺を創建。龍造寺家兼の弟・天亨和尚を請して開山とした。その後、12か寺の末寺が建てられたという。また、当寺の鎮守として今古賀天神社が建てられた。

本堂祭壇(内陣)は真宗式の御宮殿造りである。この一帯には真宗門徒の多いことが影響したためであろうという。

鹿江地区にある同宗派の観音寺(川副町鹿江34)は当寺が兼務している。()

ひとくちメモ

伊藤氏メモ創建以来この地にあり現第23世。

寺院南側は茶色のレンガ塀である。本堂前には、六地蔵塔・慈眼硯衆生塔や永代供養塔がある。本堂屋根部が重層構造であり、鯱でなく小鬼が載っているのが面白い。

当寺の鎮守として建てられた今古賀天神社は、すぐ東側にある天満宮である。(2019-02-10)

庫裏の前にはお堂があるが、扉は閉じられており内部が確認出来なかった。佐賀新四国八十八ヶ所霊場の霊場本尊が祀られているのかも知れない。 山門を出て南側に80mほど歩いた所に門柱がある。ここが参道口のようだ。

写真

  • 遠景
    遠景 
  • 本堂の山号額
    本堂の山号額 
  • 表札
    表札 
  • 境内風景 - 本堂を背にして撮影
    境内風景 - 本堂を背にして撮影 
  • 庫裏前のお堂(佐賀新四国八十八ヶ所霊場本尊が祀られているのかもしれない)
    庫裏前のお堂(佐賀新四国八十八ヶ所霊場本尊が祀られているのかもしれない) 
  • 六地蔵塔・地蔵菩薩・尊名不詳の石仏 - 本堂前
    六地蔵塔・地蔵菩薩・尊名不詳の石仏 - 本堂前 
  • 六地蔵塔 - 龕部拡大
    六地蔵塔 - 龕部拡大 
  • 参道口(三門より南側80m地点)
    参道口(三門より南側80m地点) 

天満宮(今古賀天神社)

社殿
社殿 
一の鳥居
一の鳥居 
黒松 - 一の鳥居・ニの鳥居の間
黒松 - 一の鳥居・ニの鳥居の間 
境内風景
境内風景 
末社・摂社・石塔・石仏群 - 社殿裏手
末社・摂社・石塔・石仏群 - 社殿裏手 
大楠の根本(佐賀の名木・古木。推定樹齢300年)
大楠の根本(佐賀の名木・古木。推定樹齢300年) 
門前の道を挟んだ小さな林
門前の道を挟んだ小さな林 
2体の仏もしくは人の像が刻まれている石塔
2体の仏もしくは人の像が刻まれている石塔 

石橋を渡って境内に入る。一の鳥居をくぐると正面に黒松の大木が横たわっている。 横たわっているが樹勢は盛んである。 その松を除けてさらに進むとニの鳥居がある。 その先が社殿である。

社殿の裏手には末社・摂社の石祠に混じって石塔・石仏もみられる。 境内には推定樹齢300年の大楠を始め、イチョウなどの大木が多数みられる。

一の鳥居の柱にはびっしりと銘文が刻まれているが、年号などは確認できない。

門前の道を挟んだ小さな林の中には石塔があり、2体の仏もしくは人の像が刻まれている。


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