瑞龍山
大興寺
[大興禅寺]
黄檗宗
★☆☆
羅漢
坐禅
菩提樹
樹木葬
伊藤氏参拝済
- 住所・電話
- 〒840-0804 佐賀県佐賀市神野東3丁目10-3 標高:6.9m 地図 GMAP 0952-33-1713 ホームページ
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歴史
天和3年(1683)神埼の安国寺末であった即宗庵を再興。 開基は諫早4代領主の奥方、伊勢姫。開山は桂巖禅師。 諫早家の佐賀での菩提寺として創建された。 元禄16年(1703)9月、小城圓通寺末の廃寺であった大興寺の寺号を受け現在の寺号となった。 往時は7間4面の本堂、四間に四間の禅堂、庫裡、鐘堂、鼓堂、楼門など、伽藍完備し、寺門頗る繁栄した。
明治に入り、急速に寺は衰退し、明治14年(1881)には本堂が売却される事態、加えて台風等の自然災害も重なり、一旦は住職も途絶えてしまう。 明治末に寺領が復活、庫裡本堂等が整えられた。
平成18年(2006)2月13日未明の失火により本堂、方丈が焼失。平成21年(2009)度、新本堂竣工、再建されたという。 石門には、天保6年(1835)の刻銘があるという。(ホームページ・Links① より)
伊藤氏メモ創建時より現在地にある。 幕末には、江藤新平・副島種臣・大隈重信・大木喬任などが当寺で密会し尊皇攘夷を協議したという。当寺は、同じ黄檗宗の福源寺(鹿島市)の住職を兼務している。()
ひとくちメモ
本堂の朱色と白のコントラストが異国情緒満点である。 石門もなかなか珍しいものである。 本堂の前には7体の羅漢像と布袋像がみられる。 境内には多くの歴史を感じさせる石仏もみられる。
2017-11-26、初参拝。 境内では法事の最中で、法事参加者に気を使っての参拝となった。
伊藤氏メモ本堂や外塀の朱色と白のコントラストや、本堂前の布袋像・7体の羅漢立像などに中国風の異国情緒が強く感じられる。 境内には佐賀で初めてという樹木葬の墓地があり、欧米風の平板形状の墓が列をなし花が満ち溢れている。 花々はよく手入れされており、綺麗さがいっそう際立っている。 山門入って左側部には檀家の古い墓が並び、そこは多くのお寺と同様である。また月例坐禅会も行われている。 和洋中のいずれの面も兼ね備えた、観光寺院にもなり得る見どころ十分な寺院である。()
写真
羅漢像
本堂前に7体の羅漢像が立っている。皆表情豊かである。
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