bukki 千手観世音菩薩坐像(せんじゅかんぜおんぼさつざぞう) [谷公民館] 仏教礼拝所 ★☆☆ 砥川石工 六地蔵塔

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〒849-0305 佐賀県小城市牛津町上砥川1331   標高:9.4m 地図 GMAP
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歴史

千手観世音菩薩坐像は谷公民館の敷地内に祀られている。 光背の裏に「(前略)干時宝永五戊子(1709)潤正月吉祥日 現住常福禅寺南渓[1]叟誌焉 石工平川与四右衛門信輝」銘がある。 観音像の高さ56cm、幅60cm、奥行き42cm。光背の高さ82cm、最大幅46cm。蓮華座最大直径55cm。 台座には大正12年(1923)銘があり、別の石像の台座を転用したもの。

ここで「平川与四右衛門」とは砥川石工の棟梁の名。常福禅寺とは西側にある広厳山 常福禅寺のこと。 常福禅寺は平川与四右衛門の檀那寺だったようだ。

銘に「平川与四右衛門信輝」と「信輝」の名が見えるが、このように名前がつくのは珍しい。 このパターンの銘がある尊像は、当尊像のほか霊源院[2](長崎市平間町)の聖観音菩薩坐像と佐賀県白石町の泰平寺大師堂[3]の地蔵菩薩立像の3体しか確認されていない。(以上 御堂前の案内板(平成21年(2009)10月 小城市教育委員会)より)

ひとくちメモ

尊像本体もさることながら、光背の銘もくっきりと残っている。 屋外で300年を超える年月を経てもこれだけ良好な保存状態が保たれていることに驚く。

写真

  • 千手観音(一面十二臂)
    千手観音(一面十二臂) 
  • 千手観音 - 横から撮影
    千手観音 - 横から撮影 
  • 千手観音光背裏の銘(「宝永五(1709)・・・石工平川与四右衛門信輝 」銘)
    千手観音光背裏の銘(「宝永五(1709)・・・石工平川与四右衛門信輝 」銘) 
  • 全景(観音堂は右手の案内板の裏。右手の建物は谷区公民館)
    全景(観音堂は右手の案内板の裏。右手の建物は谷区公民館) 
  • 六地蔵塔 - 戦没者顕彰碑裏手
    六地蔵塔 - 戦没者顕彰碑裏手 
  • 戦没者顕彰碑(台座に「平川」姓が7人中3名記されている)
    戦没者顕彰碑(台座に「平川」姓が7人中3名記されている) 
  • 谷区公民館
    谷区公民館 

関連寺社(※過去に関連していた寺社も含みます。必ずしも現在関連している寺社とは限りません。)

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脚注