医王山
三岳寺
[三岳禅寺]
臨済宗南禅寺派
★☆☆
伊藤氏参拝済
寺婚!縁結びの会
小城新四国霊場第1番
小城新四国霊場第47番
- 住所・電話
- 〒845-0012 佐賀県小城市小城町池上3670 標高:11m 地図 GMAP 0952-72-2993
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歴史
Links① と『佐賀県の歴史散歩』によれば、 天台宗の寺院で、寺号は「三津寺」と号し、永仁年間(1293-1298)に大智和尚によって開かれたと伝わる。 慶長年間(1596-1615)、佐賀藩祖鍋島直茂、初代藩主鍋島勝茂父子が、関ヶ原の戦いで西軍に与し、改易の危機に瀕していたが、小城郡晴気の出身で、徳川家康の側近として仕えていた高僧三要元佶(あるいは閑室元佶)(足利学校第9代庠主、円光寺住職)の尽力で、罪を赦された。直茂・勝茂父子は、三要元佶の尽力に感謝し、三津寺を臨済宗に改宗させ、寺領120石を添えて寄進した。寺は、医王山三岳寺と改称し、現在に至っているという。
寺には『三岳寺文書』、絹本著色閑室元佶像、木造薬師如来坐像、木造大日如来坐像、木造十一面観音菩薩坐像(いずれも県重文)を所蔵しているという。
伊藤氏メモ創建以来この地にあり、臨済宗に転派後で19世を数える。
ひとくちメモ
伊藤氏メモ本堂左手前の大きめの建屋は旧本堂で現在は坐禅堂として使われている。堂内の台座には、薬師如来坐像(中央)・大日如来坐像(右脇)・十一面観音菩薩坐像(左脇)が鎮座しており、3坐像の間には十二神将像が位置している。 各坐像は、他寺院ではなかなか見ることのできない素晴らしいもので、各種展覧会から出展要請を受けたり、遠く近畿地区からの拝観もあるなどの秀逸像である。いずれの坐像も佐賀県重要文化財の指定を受けている。当寺参拝時に庫裏の方へ声を掛けていただければ、これらの坐像を見せていただける(手が空いてない場合はごめんなさい)とのことです。()
門前には天山に源を発する晴気川が流れている。六角川の支流だ。 寺の裏手は林。周辺はのどかな田園風景が広がっている。空気もうまい。 山門前の道を山門に向かって右側に少し進めばシダレザクラの木が多数みられる。
川に掛けられた三岳寺橋を渡って堤を下って境内に入る。 左手に旧本堂(坐禅堂)、正面に本堂がある。本堂に向かって左前に多数の古い墓石・石塔が積み上げられている。本堂内では法事が営まれており読経の声が聞こえた。
写真
山門 境内風景 - 本堂を背にして撮影 境内の墓石・石塔群 坐禅堂に掛けられた木板 坐禅堂に掛けられた木板鰐口 霊場札「小城新四国 第四十七番」- 坐禅堂 山門の装飾 霊場札(「小城新四国第一番 本尊 釈迦如来 (真言)」) - 本堂 山門に向かって左手の道路脇のシダレザクラ 晴木川
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