bukki 空山観音堂(くうやまかんのんどう) [長勝寺奥の院・三十三体石仏] 臨済宗南禅寺派 ★☆☆ 六地蔵塔 砥川石工 小城新四国霊場第54番

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〒849-0305 佐賀県小城市牛津町上砥川   標高:148.4m 地図 GMAP
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歴史

当観音堂は、長勝寺の奥の院の観音堂である。 寺伝では治承年間(1177-1181)、平重盛が建立したと伝わり、創建当時の建物は兵火によって焼失したとある。 本堂の棟木(むなぎ)には「朝日さす 夕日輝く木の下に 黄金千両 埋め置くなり」と記してあったという。

現在の建物は柱の状態や、虹梁(こうりょう)の絵様から、元禄年間(1688-1704)の建立と推定されている。

空山観音三十三体石仏像は、台座の銘から元禄9年(1696)-元禄15年(1702)にかけて牛津砥川の若林伝座衛門正明が発願者となり、平川徳兵衛(ひらかわとくべえ)・同四右衛門(よしうえもん)砥川石工によって制作されたものであることがわかる。小城市重要文化財。(以上 境内の案内板(平成20年(2008)3月 小城市教育委員会)より)

ひとくちメモ

境内は多くの木々に覆われ、昼間でも薄暗い。しっとりとした雰囲気の境内である。

観音三十三体石仏像は覆い屋の中にズラッと並んでおられる。圧倒される。 普段よく見かける怖いお顔の馬頭観音を含め皆、優しいお顔をしておられる。

観音堂の扉は施錠され、格子戸越しの参拝となった。

車道が観音堂のすぐ下を通っている。蛇行した道。四輪車なら問題ないと思われるが、二輪者は落ち葉・苔などでスリップ転倒の恐れがある。 参道・境内共、山中の為、人気(ひとけ)が少ないので単独行は避けたほうが無難。

当ページの末尾に長勝寺からの参道について記事を書きます。

写真

  • 観音堂内(格子戸越しに撮影。少しピンぼけ)
    観音堂内(格子戸越しに撮影。少しピンぼけ) 
  • 空山観音三十三体石仏像
    空山観音三十三体石仏像 
  • 空山観音三十三体石仏像
    空山観音三十三体石仏像 
  • 仏堂 - 空山観音三十三体石仏像に向って右手
    仏堂 - 空山観音三十三体石仏像に向って右手 
  • 仏堂内(中央は十一面観音と思われる)
    仏堂内(中央は十一面観音と思われる) 
  • 六地蔵塔 - 観音堂前
    六地蔵塔 - 観音堂前 
  • 野仏
    野仏 
  • 霊場札(「小城新四国第五十八番 本尊 千手観音 (真言)」)
    霊場札(「小城新四国第五十八番 本尊 千手観音 (真言)」) 
  • 境内風景(前方の建物が空山観音三十三体石仏像)
    境内風景(前方の建物が空山観音三十三体石仏像) 
  • 全景(画像中央が空山観音三十三体石仏像)
    全景(画像中央が空山観音三十三体石仏像)  
  • 不動明王とニ童子 - 観音堂より一段下の道端
    不動明王とニ童子 - 観音堂より一段下の道端 

長勝寺からの参道(・・・近道)

①長勝寺境内南西側の隅の参道口(赤丸内に「空山観音へ」と記された道標あり)
①長勝寺境内南西側の隅の参道口(赤丸内に「空山観音へ」と記された道標あり) 
②石段
②石段 
③参道
③参道 
④石段
④石段 
⑤参道(矢印の上が観音堂のある平坦面。一部に石段が残る)
⑤参道(矢印の上が観音堂のある平坦面。一部に石段が残る) 

車道を通って長勝寺から車で観音堂へはものすごい遠廻りとなっている。1.3kmの距離(Google Mapにより測定)。

観音三十三体石仏像の前から坂を下る道がわずかに確認できる。 その下は車道(画像⑤)で、それを跨ぐと長い石段(画像④)があり、さらにその下の車道(画像③)を跨ぐと、その先にも石段(画像②)が下っている。 その先は長勝寺の方向である。

逆に、長勝寺の境内の南西側の隅に「空山観音へ」と記された道標がある(画像①)。

以上のことから、長勝寺の道標から観音堂へは、直線的な急な上り坂の参道が残っているようだ。200m足らずの距離である。標高差は83m。 時間と体力のある方はチャレンジ!

画像は長勝寺から登って行く順に付番しています。分かりづらくてすみません。


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