清水山見瀧寺
宝地院
[清水観音・寶地院]
天台宗
★★★
滝
紅葉
仁王門
キンモクセイ
小城新四国霊場第28番
小城新四国霊場第41番
九州西国霊場第21番札所
百八観音霊場第96番札所
肥前州三十三観音霊場第30番
- 住所・電話
- 〒845-0004 佐賀県小城市小城町松尾清水2209-1 標高:226.8m 地図 GMAP 0952-72-2840
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歴史
境内の案内板の内容を下記に記す。
清水山見瀧寺宝地院
天台宗の寺院で由来記によると、 延暦22年(802)桓武天皇の勅を奉じて聖命上人が開基した国家鎮護の道場であった。 この当時境内は、現在地より山奥にあったとされ、1里ほど奥の東谷は清水山、西谷は金剛山と称し、 開山は堯空上人で坊中300坊ばかりの道場であった。 しかし坊宇は戦火によって焼失したという。
佐賀藩主鍋島勝茂[1]は、武運長久と国家安康を祈り、 寛永4年(1627)隣江山[2]従持豪舜法印を中興開山とし、 観世音菩薩を勧請し清水山を建立した。 境内には仁王門、鐘楼、弁財堂などがある。 土用丑の日には参詣人が多い。
滝つぼ前の「節士倉永清雄之碑」は、元文年間(1736-1740)佐賀藩主鍋島宗敬[3]の大病平癒を祈願して、 厳寒の滝にうたれて凍死した倉永清雄をまつったものである。
昔日のおもかげはないが、清水の滝と門前の鯉の活づくり料理、夏季のキャンプはよく知られている。
小城ロータリークラブ10周年記念
境内の円通堂は小城新四国霊場第28番(本尊:大日如来)・同41番(本尊:十一面観音)となっている。
ひとくちメモ
鯉料理店が立ち並ぶ参道口には仁王門がある。 ここをくぐって境内に入れば正面に石橋。作者にとってはタフな坂道の始まりである。 石畳の参道両脇は雑木林となっており、所々に木製の祠・石仏・杉の巨木などがみられる。 秋には紅葉も楽しみながら登ることができる。
坂道の先に長い石段があり、そこを登り山門をくぐると本堂域である。 山門・本堂はかなり歴史を感じる建物である。 とくに本堂軒下の装飾はみごと。 本堂脇は展望所となっており、小城市の景色を一望できる。
本堂裏手には鏡山十一面堂があり、その脇の石段を下れば清水の滝である。
いやはや広大な寺域である。この地区一番の広さではなかろうか? 作者は仁王門から登って行ったが、参道口から本堂方面に上がらず直接滝に行く道もある。
案内板にある鐘楼、弁財堂は場所が分からず撮影できていない。
駐車場脇にはイチョウの枯木が立つ。 またその少し先にはキンモクセイの巨木がみられる。 この高さのキンモクセイは作者は初めて見た。 参道前には時期になると「小城みかん」の無人販売所が出る。
清水の滝がある清水川は環境省選定 名水百選に指定されている。
写真
参道口 仁王門 仁王門-境内から撮影 仁王像 仁王像 仁王門前の束額か? 「大神宮」の文字 石橋 参道の大杉(推定樹齢500年という) 参道 参道(所々に祠・石仏が観られる) 参道の石段(先に山門が見える) 参道の紅葉 山門と本堂 山門 山門の扁額 本堂 本堂の扁額 本堂 本堂 本堂-裏手から撮影 本堂軒下の千里下駄 本堂前の展望所からの風景 本堂前のネコちゃん 大日如来像-本堂前 山門脇の手水 本堂前の石像 鏡山十一面堂-本堂裏手 鏡山十一面堂内部 門前の風景 キンモクセイの巨木-駐車場そば(樹齢150年) 門前の風景(鯉料理店が建ち並ぶ) 小城みかん(1袋100円) 遠景-麓より撮影
清水の滝
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滝は幅13mの清流が落差75mという。
滝前は広場となっており、秋は紅葉がすばらしい。
円通堂
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御堂内の祭壇上部には、中央に大日如来、向かって左手に弘法大師(空海)、右手に伝教大師(最澄)が安置されている。
円通堂は、当寺の仁王門をくぐった先の大きな石橋を渡った所にあります。 ここから本堂に通じる長い坂道が始まる。
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