聴松山
平安寺
[平安禅寺]
臨済宗東福寺派
伊藤氏参拝済
佐賀新四国八十八ヶ所霊場第74番
- 住所・電話
- 〒849-0303 佐賀県小城市牛津町牛津156 標高:5.1m 地図 GMAP 0952-66-0605
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歴史
『佐賀県の歴史散歩』によれば、 寺には、寛永元年(1624)、佐賀城下呉服町の中元寺新左衛門献納の五輪塔があるという。
伊藤氏メモ境内の案内板には以下のような記載がある。
約400年前、江戸初期に廣室澤和尚によって創建。本尊は薬師如来。これ以前は、聴松庵と称し寿永4年(1185)壇ノ浦の戦いで平家滅亡の折、平家の武将・悪七兵衛平景清が落ち延びてこの庵に身を寄せ、かねてより尊信していた天満天神・菅原道真の像を彫り日夜厚く奉祀したと伝えられている。
後世、永くこの像をお祀りしていたが、いつの頃かすぐ裏手の現在の天満宮に分離された。なお、明治元年(1868)の神仏分離令までは、当寺にてお祀りしていたという。また、昭和12年(1937)の再建時まで、当寺には[天神の間]という間が残されていた。
世々、悪七天神や悪事天神ともいい、祈願すれば霊験ありと参拝者が多かったという。
この由緒ある聴松庵の名残りをとどめるため聴松の2字をとり、また平家にゆかりの深い桓武天皇によって建設された平安京から平安の2文字をとり、聴松山平安寺と命名されるようになったという。
現本堂は、昭和14年(1939)落成で第13世の再建である。現第15世。()
ひとくちメモ
伊藤氏メモ山門に至る長めの参道の両脇には田園が広がり、参道始点には歴史を感じる一対の古い六地蔵塔が立つ。 本堂前には、平和種善根と表示された宝篋印塔のような石塔が立っているのが目立つが、これは檀家にあったものを境内に持ち込んだものであり仏教関係のものではないという。その周りのほぼ球形に剪定されたツツジの緑が目に心地よい。()
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