久昌山
円長寺
臨済宗南禅寺派
☆☆☆
唐津街道
六地蔵塔
伊藤氏参拝済
小城新四国霊場第43番
- 住所・電話
- 〒849-0306 佐賀県小城市牛津町勝827 標高:7m 地図 GMAP 0952-66-0866
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歴史
伊藤氏メモ天台宗としての創建以来この地にある。慶長11年(1606)円通寺(小城市小城町松尾)の末となり臨済宗に転じ現第18世。 当寺の第9世木隠値和尚は、円長寺井樋の創設者として知られている。()
ひとくちメモ
伊藤氏メモ山門両側に連なる赤レンガ塀と道路からも見える境内の白く大きな地蔵菩薩像が目を引く。()
山門(石門)の扁額の造りは凝った造り。山門のすぐ裏手には一対の六地蔵塔がある。 本堂の前には樹形の整ったソテツの大株、御本尊は不詳だが真新しいお堂がある。
本堂前の軒下には木製の水車のようなものがある。これは人が足で踏んで廻す灌漑用の踏車ではないだろうか? これも円長寺井樋に関連したものかもしれない。(足踏水車参照のこと。)
写真
本堂 本堂の扁額 山門 六地蔵塔塔 - 山門のすぐ裏手 六地蔵塔塔 - 山門のすぐ裏手 踏車(水をくみ上げる道具)? - 本堂前 お堂(ご本尊不詳。「小城新四国第43番」の木札が掲示されている) 境内風景 - 本堂を背にして撮影 ソテツ - 本堂前 喚鐘
円長寺井樋
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伊藤氏メモ木隠値和尚は寺の東方300mを流れている川(現在の牛津江川)に井樋を設け、大戸ヶ里・前満江・江津ヶ里の3集落に灌漑用水を引いたものである。寛政年間(1789-1801)のことという。(この項は、『佐賀県の歴史散歩』などによる)
現在、円長寺井樋橋(昭和48年(1973)竣工)と円長寺堰が一体化されており、橋の西袂には[円長寺井樋由緒記が記された石板]や[史跡 円長寺井樋 九代 木隠値創築と記された石碑柱]また[木隠値和尚と思しき石坐像]などがある。
また、円長寺堰には牛津江川が見える [小城市水害監視カメラシステム] (小城市役所による水害監視ライブ映像配信)が設けられている。()
場所はこちらです。
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