松月山
西光寺
浄土真宗本願寺派
★☆☆
伊藤氏参拝済
有田の古い町並
- 住所・電話
- 〒844-0003 佐賀県西松浦郡有田町上幸平1-2-1 標高:91.9m 地図 GMAP 0955-42-2910
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歴史
伊藤氏メモ開祖素閑が有田皿山(現在地より南側)に庵を結ぶ。 杵島郡廻村(佐賀県)に善嘉という古跡(寺庵跡)があったのを、宝永6年(1709)素閑の子・慈海がこの有田皿山の庵の地に引地して、無量山西光寺として認可された。
文政11年(1828)8月9日の大火により本堂ほか堂宇が悉く焼失し、現在地に移り山号を松月山とした。
明治18年(1885)有心の同朋が相計り半鐘を再建した。また、昭和6年(1931)篤信の行者3名が念仏弘通を念願して梵鐘を寄進した。 昭和16年(1941)第2次世界大戦が勃発し、金属回収の国策により梵鐘を献納し、以来洪鐘の浄響を聞くことはなかった。
平成元年、門信徒が懇念を集めて鐘楼・梵鐘・半鐘の再建を発願し、翌2年落慶に至った。(以上、本堂に吊るされた喚鐘に刻字された「当寺由来略歴」より要約)
現第11世。()
ひとくちメモ
伊藤氏メモ本堂前の盤水には安政4年(1857)の銘、燈籠一対には明治37年(1904)の銘がある。 寺前の石橋(西光寺橋)は大正8年(1919)の架設である。 山裾に位置し、有田の歴史を感じさせるお寺である。当寺の場所は、通りの信号機のある勝木陶仙堂の脇から北へ入った所である。 なお、寺の東側にある墓地内の小道を東へ進んで寺敷地を出た所には泉山六地蔵(解説板あり)が鎮座する。()
参道口は狭くてわかりづらい。 狭い石畳の参道の両脇には耐火レンガの廃物利用と思しき土壁と白壁が見られ、色の対比が面白い景観となっている。 寺の前には川が流れ、 西光寺橋→第2西光寺橋の順に渡り境内に入る。 本堂の裏手は山となっている。 真宗寺院には珍しい地蔵菩薩像が境内に立っている。 泉山六地蔵は未参拝。残念無念。
写真
本堂 境内風景 - 本堂を背にして撮影 鐘楼 境内の地蔵菩薩像 第2西光寺橋 西光寺橋(橋の下には川が流れていない) 参道口 参道口の勝木陶仙堂 参道 参道で見られる壁(レンガと土造り) 参道 - 参道内に向かって撮影 門前に流れる川 梵鐘 半鐘 半鐘(拡大) 境内に咲くシラン
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