高徳山
善福寺
浄土真宗本願寺派
伊藤氏参拝済
歴史
伊藤氏メモ以下は、『江北町史』による。
永禄4年(1561)遠江国(静岡県)塚原村善福寺の開基は信浄である。
北条氏は、武田氏との戦いを交えた後、領内の寺院が敵の陣営に仮泊させたことを怒り、寺院を破壊し僧徒を追放した。信浄も寺を逃れ木仏を背負い九州に下り、当地土元に住みつき善福寺を再興したが、のち廃寺に。
これより約300年前、北条時頼西下のとき、同行してきたといわれる岸川世別当が浦ノ谷に居を構え瓦製造を営みつつ観音信仰のため庵を建てた。
その後、中断期があったが庵主玄祥(元禄4年(1691)没)のとき、岸川世別当の子孫の一族が現在地に一寺を建立し、廃寺になっていた善福寺を復興した。
ひとくちメモ
伊藤氏メモ寺院前を通る道から20段ほどの石段を進んで境内域に入る。石段の両脇は石垣であるが草木に覆われており古寺の雰囲気が現れている。コンパクトな境内にある本堂は新しいが、古い石像なども見られる。石段の手前の方に立っている寺院掲示板に貼られている紙に「私の耳に念仏」と書かれているのが面白い。()
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