bukki カンカン石(かんかんいし) [観音堂] 仏教礼拝所 長崎街道 六地蔵塔 伊藤氏参拝済

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〒849-0503 佐賀県杵島郡江北町惣領分   標高:13.8m 地図 GMAP
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歴史

伊藤氏メモ国道34号線沿いにある参道口からセメント階段を少しあがった山裾に案内板のある小広場があり、そこからまた少しあがった所に小さいが新しい観音堂がある。案内板の要旨は次のとおり。

ここは江戸時代、長崎街道の一名所として先覚者の紀行文や記録に見られ、珍石を小石で打てば、カンカンと(かね)を打つような音がすることからカンカン石といわれ、天下に有名な石と漢詩にも賦された。 また、観音堂を背景に庭石の配置に妙ありて旅人の慰めとなった。珍石とは、磁鉄鉱を含む讃岐石(サヌカイト)をいう。

現在は、度重なる国道拡張により敷地は縮小、数個の鳴石は紛失、自然の配置風物は変わっているが、僅かに遺された石造物に昔日の面影が偲ばれる。 ()

カンカン石と観音堂は江戸時代にはこの地にあったということ以外、縁起などは不詳。

地名「杵島郡江北町惣領分」は「きしまぐん こうほくまち そうりょうぶん」と読む。

ひとくちメモ

カンカン石と観音堂は長崎街道の名所の一つであったという。 長崎街道はカンカン石の前の国道34号線より一本南側をほぼ東西に通っていた。 案内板によれば現在の敷地よりもっと広かったことが記されている。 江戸期は長崎街道沿いにあったと考えられる。 カンカン石・観音堂境内のあった場所に国道34号線が通った為、規模が縮小されて現在の場所に移動されたのではないだろうか?

写真

  • 観音堂前の国道34号線(赤い破線は長崎街道) - 観音堂前より撮影
    観音堂前の国道34号線(赤い破線は長崎街道) - 観音堂前より撮影 
  • 「一千佛」と読める石塔(左)とカンカン石
    「一千佛」と読める石塔(左)とカンカン石 
  • 「一千佛」と読める石塔
    「一千佛」と読める石塔 
  • カンカン石境内風景(赤丸の地点にカンカン石)
    カンカン石境内風景(赤丸の地点にカンカン石) 
  • 観音像の台座
    観音像の台座 
  • 観音堂の台座(「寛文八、観世音菩薩」の文字が読み取れる。同一タイプのものが3基ある)
    観音堂の台座(「寛文八、観世音菩薩」の文字が読み取れる。同一タイプのものが3基ある) 
  • 六地蔵塔(傘板が欠損)
    六地蔵塔(傘板が欠損) 

観音堂

観音堂(遠景。手前の石垣の所がカンカン石境内)
観音堂(遠景。手前の石垣の所がカンカン石境内) 
石龕(左)と「疫神」塔(「安政ニ乙卯(1855)ニ月吉□」)銘 - 観音堂に向って左手
石龕(左)と「疫神」塔(「安政ニ乙卯(1855)ニ月吉□」)銘 - 観音堂に向って左手 
観音堂裏手の石塔群 - 観音堂に向って右手
観音堂裏手の石塔群 - 観音堂に向って右手 
「辨財天」石塔 - - 観音堂に向って右手
「辨財天」石塔 - - 観音堂に向って右手 

観音堂が近年再建されたようで真新しい。

扉は施錠され、扉越しの参拝となった。 御堂のある平坦面には「辨財天」・「疫神」塔(「安政ニ乙卯(1855)ニ月吉□」銘)他多くの石造物が祀られている。


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