萬歳山
法泉寺
[法泉禅寺]
曹洞宗
★☆☆
十六羅漢
六地蔵塔
伊藤氏参拝済
- 住所・電話
- 〒849-1114 佐賀県杵島郡白石町大字馬洗2261 標高:9.6m 地図 GMAP 0952-84-2265
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歴史
伊藤氏メモ 以下は、『白石町史』による
龍造寺隆信が天正年中(1573-1592)に、かねてから帰依していた東明寺(白石町辺田)の第2代住職大用守廓和尚を招いて開山とし、当寺を開いた。
現在の境内の南裏にある八幡坂という急な坂を上った所に古い寺院跡といわれる石垣が残っているが、いつ頃までそこに堂舎があったのかは不明である。そこには、元禄13年(1700)に建てられた仏舎利塔が立っているので、その頃まではここに堂舎があったものと思われる。しかし、当寺所蔵の『大蔵碑銘』に、当寺の開創は不明で、何代目かのとき龍造寺隆信の援助で堂宇が復興されたとあるので、それ以前に寺としてあったのは違いないと思われる。
当寺は、白石北部の禅寺12か寺を末寺としてもち、玉林寺(佐賀市大和町久地井)系の小本寺として、東明寺・龍源寺(鹿嶋市音成)・龍澤寺(杵島郡江北町)と並ぶ権威ある寺院である。
地名(所在地)の「馬洗」は「もうらい」と読む。()
未確認ではあるが、長崎街道六角宿にあった福聚山延命寺は当寺8世覚山大和尚が開山した可能性がある。 延命寺墓地|長崎街道 六角宿参照のこと。
ひとくちメモ
伊藤氏メモ石柱山門を通り石畳を進むと正面にやや中国風の2階建ての堂宇がある。昭和62年(1987)に再建新築された大仏殿である。堂内には、江戸中期正徳年間(1711-1716)に作られた大仏が鎮座している。外観2階建ての堂宇が必要な大きさの立派な大仏である。大仏殿の先に本堂がある。本堂内陣外陣の間の右側にある部屋の奥扉の内には室町時代の作といわれる千手観音像が鎮座している。美術館で見るような秀逸な作と見受けられる。
境内左手には十六羅漢像が鎮座している。以前は、寺裏山斜面の岩上に安置されていたものである。境内右手は池庭園となっている。その他、かなり風化した六地蔵塔や枝垂れ桜、裏山には由緒のある白馬塔など、歴史があるだけでなく見どころも多々の寺院である。(2019-01-19)
当寺の参拝の前に参拝したお寺は皆石段が多く、足腰がフラフラの状態での参拝となった。 本堂・大仏殿共扉が閉ざされ、扉の前で念仏。残念無念。 本堂・大仏殿共近年改築された様子で真新しい。 寺裏山へも体力温存の為登る事を断念。また参拝します。 当ページの後半部分に十六羅漢像の写真をまとめて掲示しています。 大仏殿に安置されている仏像の写真は上のGMAPボタンを押下するとご覧になれます。()
写真
山門 本堂の扁額 大仏殿 - 本堂を背にして撮影 梵鐘(本堂前面に設置されている) 喚鐘 本堂前のしだれ梅(と思われる) 池庭園 境内の石仏群(右端は如意輪観音) 六地蔵塔(皆笠石が欠落) 六地蔵塔(拡大) 全景 東方の風景 - 駐車場より撮影 参道口(左右方向の道は県道214号線)
十六羅漢像
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