妙覚山
福正寺
日蓮宗
☆☆☆
馬頭観音
伊藤氏参拝済
- 住所・電話
- 〒849-0503 佐賀県杵島郡江北町惣領分1993 標高:21.5m 地図 GMAP 0952-86-3340
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歴史
伊藤氏メモ以下は、『江北町史』による。
延徳2年(1490)日苔上人の開基により、日随上人が開山。 佐嘉藩所蔵の『御家書法見集』によれば、法華宗99か寺の代表に、光勝寺(小城市小城町)と福正寺の2か寺が由緒ある古い法華寺としてある。第30世の代に鬼子母神の尊像を造り安産育児の守護神として奉祭し、日蓮菩薩とともに民間信仰の対象とした。()
境内には「アワビの宝塔」がある。
ひとくちメモ
伊藤氏メモ現第35世。明治期に東側にある池の向こう側から現在地に移転してきている。
本堂祭壇中央下部と祭壇左側の2か所に鬼子母神像が鎮座している。寺院裏手は竹林・山林である。山門手前の参道部には、長年の風雪に耐えてきた小さな五輪石塔が見られる。()
写真
門柱と石段 全景 題目碑 - 本堂前 境内風景 - 本堂を背にして撮影 石祠(扉に「延寶三乙卯(1675)」「□月廿八日」「中興開山□・・・」銘) 石塔・石仏群 馬頭観音 参道 参道脇の五輪塔 参道に咲くコスモス 喚鐘
アワビの宝塔
伊藤氏メモ境内地に[アワビの宝塔]がある。第32世龍学院日透上人が勧請した宝塔である。住職の奥様が、庭仕事をしていたとき、土中よりお題目の文字が自然の模様として浮かび上がったアワビの殼を発見したことによるものである。
このアワビのいわれは諸説あるが、一説には、日蓮大聖人が佐渡流罪の折り高波に襲われ船上より竿で波にお題目を書いて難を逃れたが、この経力がアワビに写ったというものである。
また一説には、千葉氏が九州下向の際海難に遭ったが、一心にお題目を唱えて難を逃れ無事に到着することができた。船を調べるとアワビが穴のあいた部分を塞ぎ守ってくれていた。一心に唱えたお題目がアワビに写ったというものである。
このような説から、このお題目が写ったアワビは[難を逃れる]というご利益があると伝えられ、境内より出土したアワビを勧請した様である。 (「日蓮宗佐賀県宗務所/HP」より)()
35世住職より、厨子の中から取り出して見せて頂いた。非常に珍しいものである。()
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