仏旗 飯盛山(いいもりやま) 福泉寺(ふくせんじ) [福泉禅寺] 臨済宗東福寺派★★  FUKUSENJI ZEN TEMPLE 鉄牛円心稲佐神社 仁王門 六地蔵塔 紅葉 伊藤氏参拝済

  • 山門
    山門 
  • 本堂
    本堂 
  • 石段の登り口前の風景(前方の山は稲佐山)
    石段の登り口前の風景(前方の山は稲佐山) 
住所・電話
〒849-1205 佐賀県杵島郡白石町田野上3287 標高:65.6m MAP GMAP 0954-65-4162 
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同地区同宗派寺院  4km以内

歴史

伊藤氏メモ以下は、当寺のパンフレットによる。

今から約1100年昔の寛平年間889-897に、初め真言密教の道場として創建された古刹で、稲佐山泰平寺(稲佐十六坊)と深い関係があった。

鎌倉時代に入って、文応元年1260に時の執権・北条時頼が、福泉寺に牛屋(白石町牛屋)の知行1000石を与え、自らこの寺の開基となり、鉄牛円心禅師[1](聖一国師の高弟)を開山として迎え禅宗に改宗、禅の修行道場として再興した。

往時の福泉寺は、七堂伽藍が揃い、参道の両側には2院10庵の塔頭寺院が並び、末寺も杵島・藤津両郡にわたり98か寺と記録されている。()

佐賀県の歴史散歩』によれば、 この寺に捨てられた娘が成長して、平安期の歌人和泉式部になったという伝説がある。 裏には鎌倉期に建立された彼女の供養塔がある。 また江戸中期の京の絵師祇園井特(ぎおんせいとく)作とされる幽霊の絵が残されているという。

ここより1kmほど北東に鎮座する稲佐神社には、 真言宗の寺坊(座主坊観音院玉泉坊)や天正13年1583造立の肥前鳥居が残されている。

ひとくちメモ

伊藤氏メモ 和泉式部は、9歳のとき上洛して上東門院に仕え、歌人となった。あるとき故郷を思い出して詠んだ和歌「故郷に帰る衣の色朽ちて 錦の浦や杵島なるらむ」が今も当寺に残っている。本堂の前庭には和泉式部の歌碑が立ち、裏庭の茶室と池の間には供養塔がある。

[祇園井特作とされる幽霊の絵]は痛んでおり、普段は公開されていない。

当寺へは、車では舗装路を九十九折りに上がって行き容易にたどり着く。徒歩の場合は、石柱門から自然石を並べた苔むした石階段を 真っ直ぐ上がって行く。参道途中にある古く大きな山門ではかなりの年月を経た仁王像が見られる。奥まった山腹にある寺院で、まさに古の修行道場の地を彷彿させる。()

参道口は田野上の集落のはずれにある。そこより本堂まではずっと上り坂である。 舗装道路の参道を登る。途中、左手に石塔群がみられる。さらに登ると澄み切った大きな溜池が現れる。 その脇には開山鉄牛円心和尚ゆかりの「お天神さん」が鎮座。 さらに溜池の間の道を進むと山門がある。溜池の土手には菜の花が多数みられた。 そこからはごろごろ石の石段。200mはあろうか? 両サイドはスギの巨木が立ち並んでいる。この風景は稲佐神社の参道を彷彿するもの。 普通の石段の登り口に到着。その石段の途中に仁王門があり、さらに上れば本堂域である。 4月初旬にしては高温であったせいもあるが、汗だくとなる。

本堂の前後は手入れの行き届いた庭園となっている。 他に開山塔・地蔵堂・観音像などがみられる。 六地蔵塔も4基みられる。 境内全体はカエデ・スギ・クス・サクラ等の木々に包まれ静寂の世界となっている。(記)

写真

  • 本堂
    本堂 
  • 本堂 - 開山塔を背にして撮影
    本堂 - 開山塔を背にして撮影 
  • 開山(鉄牛円心大和尚)塔
    開山(鉄牛円心大和尚)塔 
  • 庭園 - 本堂裏手
    庭園 - 本堂裏手 
  • 境内風景 - 世代墓・開山塔方向
    境内風景 - 世代墓・開山塔方向 
  • 庭園 - 本堂前
    庭園 - 本堂前 
  • 本堂の扁額
    本堂の扁額 
  • 仁王門の扁額
    仁王門の扁額 
  • 仁王門
    仁王門 
  • 仁王像
    仁王像 
  • 仁王像
    仁王像 
  • 仁王門 - 本堂側より撮影
    仁王門 - 本堂側より撮影 
  • 山頭火の歌碑 - 本堂前
    山頭火の歌碑 - 本堂前 
  • 庫裡前の桜
    庫裡前の桜 
  • 本堂前の庭園
    本堂前の庭園 
  • 地蔵菩薩 - 地蔵堂内
    地蔵菩薩 - 地蔵堂内 
  • 地蔵堂 - 本堂前
    地蔵堂 - 本堂前 
  • 観音像 - 本堂前
    観音像 - 本堂前 
  • 石段(仁王門を背にして撮影)
    石段(仁王門を背にして撮影) 
  • 駐車場の桜(満開!)
    駐車場の桜(満開!) 
  • 石段の登り口(六地蔵が見える)
    石段の登り口(六地蔵が見える) 
  • 山門前の風景 - 山門を背にして撮影
    山門前の風景 - 山門を背にして撮影 
  • 参道(右手前はお天神さま)
    参道(右手前はお天神さま) 
  • 遠景(寺は写真中央付近)
    遠景(寺は写真中央付近) 
  • 参道口(桜が満開!)
    参道口(桜が満開!) 
  • 梵鐘 - 本堂前面に設置されている
    梵鐘 - 本堂前面に設置されている 
  • 梵鐘(拡大)
    梵鐘(拡大) 
  • 喚鐘
    喚鐘 
  • シャガ - 本堂裏手
    シャガ - 本堂裏手 

ごろごろ石の石段

これだけの石を並べるだけでも相当な苦労があったことがうかがえる。 素人考えではあるが、この石段は稲佐神社の石段と造りとよく似ている。 同じ、または同じ系統の石工の作(設計)によるものではなかろうか?

  • ごろごろ石の石段
    ごろごろ石の石段 
  • ごろごろ石の石段
    ごろごろ石の石段 
  • ごろごろ石の石段
    ごろごろ石の石段 
  • ごろごろ石の石段
    ごろごろ石の石段 
  • ごろごろ石の石段(地面に桜の花びら)
    ごろごろ石の石段(地面に桜の花びら) 
  • ごろごろ石の石段(地面に桜の花びら)
    ごろごろ石の石段(地面に桜の花びら) 
  • ごろごろ石の石段
    ごろごろ石の石段 

六地蔵塔

  • 六地蔵塔 - 世代墓入口付近
    六地蔵塔 - 世代墓入口付近 
  • 六地蔵塔(拡大) - 世代墓入口付近
    六地蔵塔(拡大) - 世代墓入口付近 
  • 六地蔵塔 - 石段の登り口
    六地蔵塔 - 石段の登り口 
  • 六地蔵塔 - 石段の登り口
    六地蔵塔 - 石段の登り口 
  • 六地蔵塔 - 山門脇
    六地蔵塔 - 山門脇 
  • 六地蔵塔(拡大) - 山門脇
    六地蔵塔(拡大) - 山門脇 

お天神さん

正安3年1301春に鉄牛円心和尚により太宰府天満宮より勧請されたもの。 福泉寺の鎮守神。白石平野では最古の天神様という。(案内板(平成元年 福泉寺 住職銘)より)

寺に参拝する前に、お天神さまの石段でウグイスの啼き声を聴きながらランチタイムしました。

  • 石段
    石段 
  • 社殿
    社殿 
  • 参道口
    参道口 
  • 遠景(桜が満開) - 福泉寺川より撮影
    遠景(桜が満開) - 福泉寺川より撮影 


関連寺院(※過去に関連していた寺院も含みます。必ずしも現在関連している寺院とは限りません。)