瑞祥山
元光寺
曹洞宗
人形墓石墓
伊藤氏参拝済
- 住所・電話
- 〒849-1315 佐賀県鹿島市三河内甲2891 標高:40.6m 地図 GMAP 0954-62-7829
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歴史
伊藤氏メモ当寺は、江戸時代浅浦付近を領有した嬉野氏の菩提寺で、寺の裏の墓地には嬉野氏初代の元可をはじめ、代々の墓碑が立ち並び、そのうちの数基は人形墓碑で生前の風貌をしのばせる。 元可の墓碑も鎧に身を固めた坐像で、白雲元可居士とある。 また、境内には有田の町人経済学者・正司孝祺が天保2年(1831)に書いた元可神廟碑があり、元可の事蹟が記されている。(『佐賀県の歴史散歩』より)()
伊藤氏メモ寺の裏の墓地には「鹿島市重要文化財 浅浦嬉野氏墓地の人形墓石墓 5基」と題された案内板が立ち、以下のように記載されている。
鹿島市浅浦地区を近世初期から知行していた嬉野氏の歴代当主及びその一族の墓地にある5基の人形墓石墓である。
寛永3年(1626)銘の嬉野元可の墓・寛永9年(1632)銘の元可の室の墓・寛文元年(1661)銘の嬉野通治(元可の子)の墓・正保2年(1645)銘の通治の室の墓・宝暦12年(1762)銘の嬉野種寛(元可から6代目の当主)の墓の5基である。これら5基の人形墓石墓は、いずれも方形の石積み基壇の上に安置されている。
人形の墓石については全国的にも事例が少なく、県下においても当所の事例のみで、希少価値が高いものである。特に、嬉野種寛の墓は、明らかに俗体をかたどっており、さらに事例が少なく貴重である。
嬉野元可は浅浦の地を豊かにするために新たな産業や農業を興し奨励した人物で、地区では現在でも[元可さん]として親しまれ、墓地に隣接する元光寺にはその肖像画が残されている。
この墓地は本堂の裏手にあるが、寺内を通らずに山門の西側にある道を利用した方が行きやすい。距離はなくすぐの所にある。山裾の林の中に佇む墓碑群には幽玄さを感じる。(2019-02-23)
ひとくちメモ
作者未参拝の為、未稿。
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