大杉山
正福寺
[身代わり不動]
真言宗醍醐派
☆☆☆
河童
九州三十六不動霊場第27番札所
歴史
『北波多村史』によれば、 当寺は、元藤津郡塩田村字大草野(嬉野市塩田町大字大草野)の前平山正福寺本行院と 当地の大杉山西福寺金竜院とを明治38年(1905)10月に合寺したものである。
前平山正福寺本行院は真言宗(醍醐派末)、本尊:十六善神、開基:弘法大師(大同元年(806))、中興開基:増祐法師(嘉吉2年(1442)頃)。
大杉山西福寺金竜院は真言宗(醍醐派末)、本尊:不動明王、開基:峯山僧都大覚(永享2年(1430))、中興開基:学保阿闍梨(明治期)という。 両者共長い歴史のある寺院である。
ひとくちメモ
お寺の裏手は小高い山、門前には徳須恵川が悠然と流れている。 朱色の瓦の本堂はまだ真新しい。 本堂に向って右手には「三昧耶堂」があり、中には不動明王像が安置されている。 本堂脇には多数の石仏・石塔・板碑などが見られる。 イチョウの巨木も見られる。
本堂前には「ご参拝の方はご自由にお入りください」の案内板。 信徒でない作者には有り難い案内である。 お言葉に甘えて本堂に上がり、ニ童子を従えた不動明王像を拝むことができた。
本堂に向って左手の坂道を登ると「モミジ苑」があり、多数のカエデの木が植えられている。 そこには、愛染明王堂があり怖いお顔の明王様が安置されている。
徳須恵川を少し下った所には大杉橋が架けられており、 4本のそれぞれの親柱にはカッパの石像が建てられている。 夫々のカッパの名が台座に刻まれている。
写真
本堂 遠景 - 下流(北側)の大杉橋から撮影 本堂前の案内板 - 参拝者にとっては有り難い 三昧耶堂 三昧耶堂に安置されている不動明王像 本堂脇の石仏・石塔群 本堂脇の石仏群 修復前の鬼瓦 本堂脇の石仏・板碑群 本堂前のイチョウの巨木 本堂の甍 - モミジ苑から撮影 喚鐘 モミジ苑入口 モミジ苑内の愛染明王堂 大杉橋の親柱のカッパ像 大杉橋の親柱のカッパ像 大杉橋の親柱のカッパ像 大杉橋 - 下流より撮影
周辺のスポット(4km以内)
周辺の寺院・仏教施設・他のページは当ページの上部の検索の項の「4km以内」のボタンをご利用下さい。