heritage 大杉山 正福寺(しょうふくじ) [身代わり不動] 真言宗醍醐派 ☆☆☆ 河童 九州三十六不動霊場第27番札所

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〒847-1212 佐賀県唐津市北波多大杉838   標高:10.4m 地図 GMAP 0955-64-2209 
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歴史

『北波多村史』によれば、 当寺は、元藤津郡塩田村字大草野(嬉野市塩田町大字大草野)の前平山正福寺本行院と 当地の大杉山西福寺金竜院とを明治38年(1905)10月に合寺したものである。

前平山正福寺本行院は真言宗(醍醐派末)、本尊:十六善神、開基:弘法大師(大同元年(806))、中興開基:増祐法師(嘉吉2年(1442)頃)。

大杉山西福寺金竜院は真言宗(醍醐派末)、本尊:不動明王、開基:峯山僧都大覚(永享2年(1430))、中興開基:学保阿闍梨(明治期)という。 両者共長い歴史のある寺院である。

ひとくちメモ

お寺の裏手は小高い山、門前には徳須恵川が悠然と流れている。 朱色の瓦の本堂はまだ真新しい。 本堂に向って右手には「三昧耶堂」があり、中には不動明王像が安置されている。 本堂脇には多数の石仏・石塔・板碑などが見られる。 イチョウの巨木も見られる。

本堂前には「ご参拝の方はご自由にお入りください」の案内板。 信徒でない作者には有り難い案内である。 お言葉に甘えて本堂に上がり、ニ童子を従えた不動明王像を拝むことができた。

本堂に向って左手の坂道を登ると「モミジ苑」があり、多数のカエデの木が植えられている。 そこには、愛染明王堂があり怖いお顔の明王様が安置されている。

徳須恵川を少し下った所には大杉橋が架けられており、 4本のそれぞれの親柱にはカッパの石像が建てられている。 夫々のカッパの名が台座に刻まれている。

写真

  • 本堂
    本堂 
  • 遠景 - 下流(北側)の大杉橋から撮影
    遠景 - 下流(北側)の大杉橋から撮影 
  • 本堂前の案内板 - 参拝者にとっては有り難い
    本堂前の案内板 - 参拝者にとっては有り難い 
  • 三昧耶堂
    三昧耶堂 
  • 三昧耶堂に安置されている不動明王像
    三昧耶堂に安置されている不動明王像 
  • 本堂脇の石仏・石塔群
    本堂脇の石仏・石塔群 
  • 本堂脇の石仏群
    本堂脇の石仏群 
  • 修復前の鬼瓦
    修復前の鬼瓦 
  • 本堂脇の石仏・板碑群
    本堂脇の石仏・板碑群 
  • 本堂前のイチョウの巨木
    本堂前のイチョウの巨木 
  • 本堂の甍 - モミジ苑から撮影
    本堂の甍 - モミジ苑から撮影 
  • 喚鐘
    喚鐘 
  • モミジ苑入口
    モミジ苑入口 
  • モミジ苑内の愛染明王堂
    モミジ苑内の愛染明王堂 
  • 大杉橋の親柱のカッパ像
    大杉橋の親柱のカッパ像 
  • 大杉橋の親柱のカッパ像
    大杉橋の親柱のカッパ像 
  • 大杉橋の親柱のカッパ像
    大杉橋の親柱のカッパ像 
  • 大杉橋 - 下流より撮影
    大杉橋 - 下流より撮影 

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