鏡神社
[鏡宮・松浦宮・鏡尊廟・松浦廟宮・板櫃社・立神祠]
神仏習合
☆☆☆
桜
伊藤氏参拝済
唐津街道_佐賀長崎路
- 住所・電話
- 〒847-0022 佐賀県唐津市鏡1827 標高:8.7m 地図 GMAP 0955-77-3151 ホームページ
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歴史
境内には一ノ宮・ニノ宮が鎮座している。
[一ノ宮]祭神は息長足姫命(神功皇后)。創建は仲哀天皇9年(200)頃。 神功皇后が三韓征伐の時、当地に至り七面山(鏡山)山頂に於いて宝鏡を捧げて異国降伏を祈願。その時、宝鏡は霊光を発した。 凱旋の際、その宝鏡を採り、自らに生霊をこめて、この社に鎮めた。
[ニノ宮]祭神は藤原広嗣朝臣。 創建は天平17年(745)。 藤原広嗣の乱で敗走した広嗣は唐津にて斬首された。その後、僧・玄昉の死など広嗣の怨霊の為と思われる不吉なことが起こる為、その霊を鎮める為、勅命により吉備真備が建立した。 真備は同じ理由で、天平勝宝4年(752)、唐津市浜玉町に無怨寺(現:大村神社)も建立した。
当社には楊柳観音菩薩絵像(国重文指定・佐賀県立博物館に寄託)が伝わっている。高麗王忠烈王妃叔妃が衆生救済のため、1310年に宮中画家に描かせたもので、それを鏡神社にゆかりのある僧良賢が買い求め、明徳2年(1391)当社に寄進したもの。(以上 境内の案内板・Links① などより)
一ノ宮の裏手に肥前国唐津藩初代藩主・寺沢広高の墓所がある旨の道標が設置されているが、その場所は林の中。季節柄長い者の出現を恐れて確認出来なかった。
門前の道は唐津街道_佐賀長崎路である。
ひとくちメモ
唐津街道沿いの一の鳥居をくぐると、両サイドはソメイヨシノが多数植えられている。 ニの鳥居をくぐると、大きな狛犬・手水舎がある。(この狛犬はかなり恐ろしいお顔をしている。脇には「子育て狛犬」の表示。子供は泣くかも。) 正面はニノ宮、右手に一ノ宮が鎮座。 一ノ宮とニノ宮の間には立神祠がある。
当社の柳観音菩薩絵像をはじめ多くの宝物は社務所に申し出れば拝めるようだ。
広大な敷地境内である。
写真
立神祠
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ここに祀られている神仏は、鏡地区の他の場所に祀られていたが、昭和61年(1986)年8月、祠を建立して、そこに安置されることになった。(御祠内の案内板より)
御祠内の祭壇には大きな石体とその前に石仏(尊名不詳)が祀られている。 祭壇の前には願成就に奉納されたと思しき足のギブス・手形・足型などが置かれている。
御祠の前には無数の板地蔵群が祀られている。
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