高城山
法蓮寺
日蓮宗
★☆☆
伊藤氏参拝済
- 住所・電話
- 〒847-0067 佐賀県唐津市十人町127 標高:9m 地図 GMAP 0955-72-2393 ホームページ
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歴史
上のホームページを見ると、応永年間(1394-1427)の開山という。 歴史ある寺院である。
伊藤氏メモ日親上人が九州の総導師職として松尾山光勝寺(小城市)の住職をしていたとき、松浦郡石志村(現:唐津市山本)に住していた真言の修験僧八幡坊法印を訪ね法論を戦わせた結果、八幡坊は屈して弟子となり名を善林院日悟と改め、寺名を法蓮寺と名付けた。 八幡坊は肥前波多家6代目鬼子岳城主波多下野守積世の子で、真言の修験僧として有名であった。
2世教行院日義上人のとき、大檀那波多家14代目三河守親は豊臣秀吉の怒りに触れ、家は断絶され同時に寺も没収された。 以後、5世了法院日正上人まで現在地近くに茅庵を結び細々と存続していたが、3代目唐津城主松平和泉守・北堂婦人が日正上人に帰依し、現在の土地と諸堂を寄進した。本堂内陣の宝塔二仏諸菩薩像はその当時の像である。
当寺にある日親上人像は、日親78才のときの像で、弟子の博多法性寺初祖日祇上人に命じて造ったものである。像胎内には、 「文明十六甲辰年、應厳命奉作、御尊像、日祇」と日親上人自らの命により造られたことが記されている。
現在の本堂は、昭和6年24世日解上人のとき建立された間口9間奥行10間の大きなお堂で、正面には東郷平八郎元師の筆になる「高城山」の山額が掲げられている。また仏舎利殿、位牌堂等の諸堂が整備されている。
清正公像は、日蓮宗の大信者として知られた加藤清正の像で、清正が熊本城主のとき、慶長7年(1602)42才の厄晴を迎えるにあたり自像3体を造り、自ら点眼して南関の城代加藤清兵衛正俊に与えた像で、明治15年より除厄清正公として当山に安置されている。(「日蓮宗佐賀県宗務所/HP」より)()
ひとくちメモ
境内の面積はこの地区でも広い方である。 本堂前には石灯籠がある。 この石灯籠の龕部には三体の中国風の人物が刻まれている。 珍しいものである。 石灯籠の先には、石製のベンチ・テーブルが設置してあり、お参りする人に親切なものとなっている。
門前の通りを東に進むと、少林寺[臨済宗南禅寺派]、 来迎寺[浄土宗]、 九品院[浄土宗]、 教安寺[浄土宗]が山門を構えている。 九品院の東側には順次、東雲寺[曹洞宗]、 太洋寺[曹洞宗]、 龍源寺[曹洞宗]が軒を連ねている。 また、法蓮寺の西隣には聖持院[真言宗]がある。
上のとおり、この地区は、日本を代表するほとんどの宗旨のお寺がびっしりと固まっている。 1時間もあればこの9ヶ寺全てをお参りできる。 出張などで時間の無い方にはお勧めである。
写真
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