heritage 鳴神山 観音の滝(かんのんのたき) [福聚院・生目観音] 仏教礼拝所 ★☆☆ 紅葉 眼病平癒 シャクナゲ 唐津四国八十八ヶ所霊場第16番

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〒 佐賀県唐津市七山滝川   標高:273.9m 地図 GMAP
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歴史

鳴神山 福聚院は大宝2年(702)に堂宇が建立され、本尊に聖観世音菩薩が安置されたことが始まりと伝えられる。 神亀3年(727)光明皇后[1]が懐妊中に眼病で苦しんだ際、この地で行基と山伏・源成法師(げんせいほうし)が祈祷したところ、眼病が治ったといわれている。 元禄元年(1592)広沢局(ひろさわのつぼね)[2]は目を患いここで21日間眼病平癒の願をかけたところ目の病が治ったといわれている。(境内の案内板などより)

当院の境内には観音の滝がある。

ひとくちメモ

一般道脇に道標がある。 そこから緩やかな下り坂を50m前後下ると境内である。 参道途中には「観音茶屋夢家」(そば処)、石仏などがある。 参道左手には千手観音堂、山門をくぐった先が観音堂である。 この観音堂が「本堂」のようである。 観音堂の間口はわずか1間ほど。 観音堂に向って右手には多数の絵馬。 すべて「め」の字である。

観音堂の標高:約280m(GoogleEarthで測定)。 観音堂のすぐ先には清めの淵がある。清流をなみなみとたたえている。 淵の水面の下まで石段が設置されており、水の中に足などを漬けることができる。

山門を出て左手の石段を約50m下ると観音の滝にたどり着く。 かなりの落差・水量である。お見逃しなく。 滝壺脇に生目観音があるようであるが、作者は見逃してしまった。

境内にはシャクナゲカエデなどが多数みられる。 また、参道口から少し下った所には鳴神温泉もある。 一年を通して楽しめる場所である。

初参拝。観音堂周辺は木々が茂り、かつ水しぶきを浴びて湿った状態。 絶好の長いものが出るシチュエーション。 逃げ腰での撮影となった。お見苦しい点はご容赦ください。

写真

  • 山門
    山門 
  • 山門 - 境内から撮影
    山門 - 境内から撮影 
  • 観音堂内の荘厳
    観音堂内の荘厳 
  • 観音堂脇の多数の絵馬(「め」の字ONLY)
    観音堂脇の多数の絵馬(「め」の字ONLY) 
  • 観音堂前の風景 - 右手が観音堂
    観音堂前の風景 - 右手が観音堂 
  • 観音堂脇の地蔵堂
    観音堂脇の地蔵堂 
  • 観音堂脇の石仏
    観音堂脇の石仏 
  • 清めの淵 - 下流から撮影
    清めの淵 - 下流から撮影 
  • 清めの淵 - 上流から撮影
    清めの淵 - 上流から撮影 
  • 清めの淵 - 上流から撮影
    清めの淵 - 上流から撮影 
  • 広沢局お手植えのカエデ
    広沢局お手植えのカエデ 
  • 広沢局像
    広沢局像 
  • 千手観音堂
    千手観音堂 
  • 大師堂内の荘厳
    大師堂内の荘厳 
  • 不動明王像 - 大師堂内
    不動明王像 - 大師堂内 
  • 参道口の道標
    参道口の道標 
  • 参道
    参道 
  • 観音茶屋夢家 - 参道脇
    観音茶屋夢家 - 参道脇 
  • 参道の大黒天
    参道の大黒天 
  • 参道の福禄寿
    参道の福禄寿 
  • 参道の釈迦如来
    参道の釈迦如来 

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脚注