heritage 朝日山大光寺 安国寺(あんこくじ) [安国禅寺] 黄檗宗 ☆☆☆ H 即非如一 神埼八十八ヶ所霊場第73番

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〒842-0122 佐賀県神埼市神埼町城原3856   標高:54.7m 地図 GMAP
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歴史

境内に真新しい案内板が設置されていた。 その内容を下記に記す。

安国寺

安国寺は、足利尊氏により延元4年(1339)、 南朝の忠臣や一般戦死者の冥福を祈るために、 全国に建立された寺です。

肥前国では、神埼朝日の仏智円応禅師の大光寺を暦応2年(1339)に安国寺と定め、 勅額を賜り、 朝日山大光寺安国寺と称しました。

往時は、田畑山林20町分を寺領として安堵され隆盛を誇っていましたが、 豊後大友氏の肥前国侵入の折、焼き討ちに合い、寺宝などは消失しています。

44代後、唐僧即非の弟子である翠峰が中興して黄檗宗となり、末寺24を数えていたが、 現在は当時の面影は残されていません。

寺の西谷奥には、即非の遺髪塔・翠峰の墓標が残され、寺の東山林には、 少弐資元の供養五輪塔があります。

神埼市教育委員会

ひとくちメモ

安国寺は土器山(かわらけさん)の南東の山裾にある。

本堂左手には、道標が立っており「即非の遺髪塔・翠峰の墓標(これより西へ200m)」と書かれていた。 その先は薮となっており、作者はそこの中に入って行く勇気がなかった。

安国寺へは現在でも道が通っており、その道は両サイドが雑木林となっており砂利・割れた瓦がごろごろしている。 作者はオフロード系バイクで行ったが、車でもオフロード系でないと行けそうにありません。 徒歩でも十分行けますが単独行は止めた方が無難です。

写真

  • 本堂の喚鐘
    本堂の喚鐘 
  • 境内の石仏
    境内の石仏 
  • 境内の石仏
    境内の石仏 
  • 山門脇の観音菩薩像
    山門脇の観音菩薩像 
  • 境内の石柱
    境内の石柱 
  • びっしり寄せられた墓石
    びっしり寄せられた墓石 
  • 本堂の東側の堂宇
    本堂の東側の堂宇 

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