heritage 総社山 圓壽寺(えんじゅじ) [円寿寺・願かけ不動尊] 天台宗 伊藤氏参拝済 九州三十六不動霊場第9番札所 豊後西国三十三ヶ所観音霊場第33番

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〒870-0834 大分県大分市上野丘西23-19   標高:29.3m 地図 GMAP 097-543-9430  ホームページ
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歴史

伊藤氏メモ11世紀の古文書に岩屋寺と記載され、かつては近くの市内古国府にあった。 大友氏の崇敬あつく、5代貞親(さだちか)が嘉元3年(1305)、比叡山より道勇和尚を招いて中興の祖とするとともに、総社山の山号が付けられたという。さらに、6代貞宗(さだむね)が徳治2年(1307)に古国府から現在地に移し、総社山圓壽寺と改め、大友家の祈願時・菩提寺とした。

江戸時代には、当寺の住職・寛佐法印(かんさほういん)と交流があった徳川家康の孫・松平一伯(いっぱく)(忠直)が幾度も訪れるなど、要人と親交があった。 明暦元年(1655)井路開発に尽力した府内藩主・日根野吉明(ひねのよしあきら)により、将軍家菩提所の寺格がつくられ、(あおい)の紋所となり、[下馬]札が寺門に建てられた。現在でも山門には[下馬]札が掛かっている。

文久元年(1861)に府内藩10代藩主・大給(おぎゅう)松平近説(ちかよし)により、現在の本堂・鐘楼・山門が建てられた。(「当寺の案内板」など」より)()

ひとくちメモ

伊藤氏メモ境内には、日根野吉明公廟があり、釘を1本使用していないことでも知られている。 また、寺宝に県指定有形文化財の柿本人麻呂図や六曲屏風・市指有形文化財の圓壽寺相伝文書大般若経600巻などがある。 本尊は不動明王で、他に観音堂、愛宕社、鐘堂、日根野吉明公の墓、総社大明神の扁額、女形神像などがある。(「当寺HP」などより) 

当寺は、九州三十六不動霊場第9番札所で[願かけ不動尊]として有名である。                                        (2019-01-02)

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