heritage 日照山 教順寺(きょうじゅんじ) 浄土真宗本願寺派

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〒871-0702 大分県中津市山国町草本461   標高:287.1m 地図 GMAP 0979-62-3575 
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歴史

『教順寺略縁起』(享保元年(1716))によれば、室町時代に禅宗・長福寺と号し、同寺の僧・石伝(岩)が、浄土真宗本願寺9世実如上人(1458-1525)に帰依し、了正と名乗ったとある。 永正6年(1509)9月3日の実如上人裏書年号をもつ、開基仏『方便法身尊像』が教順寺に現存する。

15世宣正は幕末維新にかけて学僧で名を馳せた。宣正は浄光寺(中津市今津)の月珠(1795-1856)に師事して宗学を納め、月珠の没後は塾生を指導し、のち西本願寺の学林に学ぶ。文久2年(1862)当寺に入寺し、100段を超える石段袴腰付きの単層の鐘楼欄間彫刻と虹梁先木鼻に獏鼻と獅子鼻で装飾する四脚門など寺の景観を整備。 学塾を設置し多くの 子弟を育成、明治8年(1875)司教、明治23年(1890)本山から勧学(本願寺学僧の最高位)を追贈された。石段前の念仏橋も川向こうの門徒宗の参拝の利便性向上のため宣正が架橋した。

経蔵に近世からの版本、大分県 立博物館の古文書整理により、近世後期からの314点余りの『教順寺文書』が確認されている。

ひとくちメモ

未参拝の為、未稿。

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