heritage 大元神社(おもとじんじゃ) [宇佐神宮奥宮・大元六坊] 神道 六郷満山

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〒879-1301 大分県杵築市山香町大字向野   標高:632.9m 地図 GMAP
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歴史

この御許山(おもとさん)山頂には宇佐神宮の奥宮である大元神社が鎮座している。神代に比売大神が降臨になった神域とされる。

かつては、霊山寺をはじめとする大元六坊(東の坊・西の坊・石垣坊・成就坊・谷の坊・椙洞院)と呼ばれる6つの坊寺が置かれ、六郷満山の元山として隆盛を極めた。大元六坊は宇佐神宮の神宮寺であった宇佐宮弥勒寺の末寺であった。 国東半島に散在する六郷満山寺院群の元山であり、その発展の先駆けとして隆盛を極めた。今でも10年に一度行われる六郷満山僧侶の荒行「峯入り」は、大元神社で「護摩の儀式」を行うことからはじまる。

慶応4年(1868)1月、「御許山騒動」において、長州藩が佐田軍撲滅のため進軍、激しい戦闘となり、大元六坊の坊舎は焼失し、同年、明治政府によりに発令された神仏判然令によって再建されることはなかった。(以上 Links①Links② より)

御許山山頂は杵築市と宇佐市の市境となっている。奥宮・大元六坊は現在の行政区画では両市にまたがって存在していたようだ。 Links① に古図が掲載されている。大元六坊は大元神社より一段下がった所にあったようだ。

ひとくちメモ

大元六坊はその石垣のみ残っている。

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