松陽山
岳林寺
[太平興国岳林永昌禅寺・岳林禅寺]
臨済宗妙心寺派
★★☆
日田街道
- 住所・電話
- 〒877-0078 大分県日田市北友田1丁目1317 標高:87.7m 地図 GMAP 0973-22-4540
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歴史
境内の案内板の内容を下に記す。
太平興国松陽山岳林永昌禅寺
臨済宗妙心寺派に所属し、岳林寺と呼称されています。 岳林寺は元弘元年(1331)後醍醐天皇の勅願によって時の郡司大蔵永貞が建立した寺で、元の帰化僧明極楚俊禅師によって開山された九州唯一の勅願の霊場です。
南北朝時代から戦国時代にかけて300年間は戦乱のため荒廃にさらされていましたが豊臣・徳川時代になって日田地方を支配していた領主・郡代により手厚く保存されるようになり、歴代将軍からも寺領30石の朱印状が与えられました。
このことは、当時岳林寺が禅宗諸寺院の中でも特に由緒のあるものであったことを物語っています。
日田で没くなった郡代達の殆どは岳林寺墓地に葬られています。
又、境内には大阪冬の陣の口実となった国家安康の鐘銘を作った京都南禅寺の文栄清韓大和尚の隠墓もあります。
境内は元の本坊跡の一部だけで3500坪あり釈迦三尊像等貴重な佛像が数多く安置されています。
境内東側には釈迦三尊像や後醍醐天皇の宸翰・綸旨・草履等歴史的資産を収納した資料館もある。
門前の道は、筑前より日田天領に向かう日田街道である。
ひとくちメモ
本堂と本堂に向かって右手の建物(禅堂かも)は銅板葺き。風格満点である。 三重塔はじめ境内には多くの堂宇・石塔がみられる。 境内全域、多くの木々に包まれしっとりとした味わい深いお古刹である。まあ、参拝してみて下さい。
境内は改装中のようで工事関係者・車両が入っており、邪魔をしてはと気遣いながらの参拝であった。
境内散策中、若い女性が立派な一眼のカメラを持って散策していた。「寺女」とお見受けした。話かけたが体よくスルーされた。 作者のような怖い顔のおやじは不審者とみられたかな?残念。
掲示している画像の順番はほぼランダムに近い。お見苦しい点はご容赦下さい。
写真
本堂に向かって右手の建物 山門 本堂に向かって右手の建物 本堂に向かって右手の建物の前面 中門 中門前の観音堂 観音像 - 中門前の観音堂 山門に近い側の観音堂 観音像 - 山門に近い側の観音堂 小堂 六角形のお堂 六面地蔵(足利尊氏寄進とある) 六面地蔵(拡大) 六面地蔵(拡大) 境内風景 境内風景 鐘楼 勅使門 三重塔 三重塔 不動明王 - 三重塔前 山門の乳金具 地蔵菩薩 - 門前 閻魔大王 - 門前 石橋 梵鐘 資料館(工事のトラックが見える)
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