heritage 愛宕山(あたごさん) 蓮華寺(れんげじ) 高野山真言宗 写経 九州八十八ヶ所百八霊場第24番札所

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〒879-1506 大分県速見郡日出町2830   標高:11.2m 地図 GMAP 0977-72-2244 
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歴史

伊藤氏メモ日出町(ひじまち)は温泉で有名な別府の隣町で、2万5千石の歴史と文教の城下町である。北政所(きたのまんどころ)(豊臣秀吉の正室:ねね)の兄にあたる木下延俊が、慶長6年(1601)姫路から移封された地で、翌慶長7年に完成した日出城の跡からの別府湾の風景は絶景である。

蓮華寺は、かつて浮津密乗院と名乗り、大神氏の菩提寺であったといわれている。大神氏滅亡の後は、愛宕神社(日出町大神)の西側にあって円海寺と称していた。円海寺は愛宕神社の別当であったのであろう。

慶長8年(1603)木下延俊が日出城鬼門鎮護のため現在地に移し、日出藩の祈祷所とし蓮華寺と改名した。全盛期には、豊後国全域と豊前国宇佐郡の真言修験の袈裟頭で、144院が属する大寺院であった。藩主は、毎年正月に武運長久と鎮護安康のため参拝しており、玄関上に掛かる玆雲殿と円海寺の額が往時を偲ばせている。

本尊の千手観音(県指定文化財)は、像高89cmで厨子の中に安置されている。秘仏で春と夏の法要の際に開帳される。本堂内左側の諸仏のなかに、ガラスケースに収められた勝軍地蔵尊がある。甲冑を身に着けて馬に乗る姿をしている。また、寺宝として仏涅槃図(県指定文化財)が伝わっている。縦173cm・横156cmの大きなもので、鎌倉時代の作と推定される。本尊の開帳と同じ時期に公開されており、それ以外の日は写真が置かれている。 (『九州八十八所巡礼』より)()

ひとくちメモ

未参拝の為、未稿。

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